リピーター様の工事 完工後の様子や工事の仕上がりについて

 

今回は、以前ご紹介しましたリピーター様の工事が終了しましたので、ご報告をいたします。

あわせて読みたい (どのようなオーダーがあったのか、詳しく知りたい方はこちらのブログへ)

13年ぶりのリピーター 再依頼をしようと思った理由

約13年ぶりにお会いしたお客様宅の再塗装をご覧下さい。

 

カバー工法をおこなったS様邸

 

まずはS様邸のお話からいたします。

S様のお宅は、ハウスメーカーで施工された家でした。そのため、メーカーの定期検査などがあり、その際に築25年という年月からカバー工法を進められたのだそうです。

そこで、前回の塗装工事を担当した弊社を思い出し、ご依頼を下さいました。

「前回、親切でいい工事をしてもらったので…」とおっしゃっていただけて、非常にうれしかったです。

また、今回はシーリングの打ち直しもいたしました。

肉厚ではみ出ることのないように、サイディング壁の隙間を埋めましたので、これで壁の防水力もあがります。

併せて観たいYouTube カバー工法全工程

カバー工法も無事完工し、足場の撤去も終わりましたので、最後の点検をお客様と一緒に行いました。

旦那様、奥様と一緒に家のまわりをぐるりと回ったのですが、その際に前回の工事の際にお渡ししていたタッチアップ用の塗料を発見したのです。

13年前に弊社にご依頼くださった際に、お客様にお渡しした塗料で、当時壁に塗ったものと同じ色味となっています。

タッチアップ用の塗料があると、ちょっとした傷などがあった場合にご連絡頂ければ、職人が少しだけお邪魔して傷を塗り直すことが可能です。

また、お客様の中にはご自分で手直しされる方もいらっしゃいます。

非常に小回りのきくタッチアップ用の塗料なのですが…13年経った塗料は使用することはできません。しかも廃油扱いとなるため、廃棄するのも手間がかかります。

この写真のように、まずは廃油缶に塗料をあつめ、その後廃油廃液処理の業者で処分が必要です。

そこで、お客様にこちらで処分することを申し出たところ、非常に喜んでいただけました。

 

もちろん今回の塗装に合わせた、新しいタッチアップの塗料もお渡しいたします。

工事をしたその瞬間だけではなく、その後もケアが続くのが弊社の塗装工事なのです。

このように、無事に終わった工事ではありましたが、実は工期中1度お客様にご迷惑をおかけすることがありました。

工事が始まり、足場を組み…いよいよ高圧洗浄の日を迎えた日のことです。

お客様から菊池のもとへ電話が入ったのです。洗浄作業をするはずの職人が来ないと…。

急いで確認をしたところ、アクシデントがあり連絡を取ることができず、このような事態になっていたことが判明しました。

 

そこで事態を掌握した菊池は、急いでお客様のもとへ。

心ばかりのお詫びの品を持って謝罪に伺ったところ、お客様は許してくださりました。

翌日に仕切り直して高圧洗浄をさせて頂くこととなったのですが、本当にこうしたことはあってはならないことです。

 

とはいえ、お客様の前ではいつも正直でありたいと思っております。

ですので、今回はあえてこのブログに失敗を書かせていただきました。

スタート時点でトラブルのあった現場ではありましたが、その後はすべて順調に工事が進みシーリングを打ち直し、屋根はカバー工法、そして外壁塗装は帯板を境に1階と2階部分で色をかえ、水性ベリアートで吹き付け、ごましお模様仕上げを。

 

この模様には奥様もご主人様も気に入って下さったようです。

工事も予定通りの日程で終わることができて、ホッと一安心いたしました。

今回のようなトラブルが二度とおこらないように。よりいっそう気持ちをひきしめてまいります。

併せて観たいYouTube リピーター様の家を再度十数年ぶりに一級技能士が塗装しました

 色選びにこだわったY様邸

 

Y様邸のご主人さまは、非常に工事へ親身になってご参加くださり、着工前のご近所への挨拶なども、一緒に同行してくださいました。

工事についても、さまざまな意見やご希望を言っていただいたことで、鉄柱の塗装やスリムダクトの塗装時の脱着などについても詳しくご希望を聞くことができたことで、工事の進行がスムーズに。

金属部分の塗装は、壁色とのあわせで塗装をご希望です。

今回の塗料は前回の塗装の際に色味中心で決めたものとは異なり、遮熱を重視した塗料(キルコ)となりました。

そのため、前回の塗装の際にも鉄柱を塗ってはいたのですが、今回の塗料も塗れるかどうかはわからなかったのです。

 

そこで、塗料の種類を調べたところ、下塗り剤を変更すれば壁も金属も塗れることがわかり、色を金属部分も併せながら塗ることができて、お客様も満足していただけました。

さらに今回は築25年〜26年経っていたこともあり、棟板金、棟板の交換をすることに。

 

一昔前は棟木にはその文字通り木を使用していましたが、現在ではタフモックと呼ばれる、樹脂製の棟木があります。

通常『木』は30年ほどで腐ってしまいますが、この樹脂製の棟木であれば、木よりも断然長く持つのです。そうしたことから、最近では棟木の交換はこの樹脂製の「タフモック」が中心となっています。

あわせて読みたい タフモックとは

丘の上のリピーター様のお宅 お客様納得の11年振り再塗装

 

こちらのお客様宅の工事は、11月1日に始まり、11月30日に足場解体となりました。

これは工事を契約する際のお客様からのリクエストで、塗装工事をするにあたって車を移動させることが大きく関係していたのです。

というのも、近所の駐車場を借りる際に、日割りではなく月極めでしか借りることができず、1日でもオーバーしてしまうと、翌月分も駐車場代がかかってしまうことになるからです。

これには、なんとしても間に合わせねばと現場もできるだけ無駄のない動きを心得ました。

お客様宅は崖上にあり、周りの家よりもとんがり屋根が一つ抜きんでている高さのある家だったため、風の抵抗を受けやすい状況です。

 

そのため、足場が風にあおられることのないように、足場にかけてあるメッシュシートをこまめに巻き上げました。

こうした細かな気遣いによって、大きな事故もなく予定期間通りに現場を終了させることができたのです。

 

リピーター様の工事を終えて

 

今回は2軒のリピーターさまからのご依頼を、完工することができました。

家の塗装は建てた時に下地が決まり、そこからどのような工事を重ねてきたかで持ちが変わります。

併せて観たいYouTube 12年振りの再塗装 1年後のお隣塗装

少しでもリピーター様に安心して工事をお任せ頂けるように、これからもお客様のニーズに合った工事をしていければと思うのです。

そして今後塗装職人に工事を依頼されるお客様が、こうしてリピーターとして戻ってきて下さるように、さらに力を尽くして参ります。

 

見積りで大切なのはお客様宅を把握すること。ご要望をうかがい図面を精査し、最適な工事を提案します。高い技術とサービスをご納得いただけるよう、いつも心がけています。施工管理技士でもあります。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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