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横浜市緑区の外壁塗装|ナノコンポジットWの施工事例【第4編】

横浜市緑区の外壁塗装は、ひび割れなどの下地補修と養生を終え、壁全体を塗る工程へ進みました。今回の外壁は、細かな凹凸のあるリシン仕上げのモルタル壁です。下塗りにパーフェクトフィラー、仕上げにナノコンポジットWを使用しました。白い下塗りの面から、NC-14の色を重ね、落ち着いた外観へ整えていきます。

目次

下塗りの材料を用意し、壁面へ塗布

外壁の下塗りに使用したパーフェクトフィラーです。ひび割れを部分的に処理する工程を経て、ここからは壁面へ下塗りを進めます。先に行った補修と全面の塗装を分けて見ると、仕上げまでの流れが分かりやすくなります。

作業場所には材料缶と刷毛などの道具を用意しています。外壁塗装には、材料を準備する場所と、実際に塗る壁面の両方が必要です。足場の中で作業するだけでなく、道具を扱うまわりの床もシートで保護しながら進めました。

まず、外壁の角に近い面をローラーで白く下塗りしました。塗り進めた部分と、まだ元の色が残る部分との境が見えます。下塗りは仕上げの色を決める工程ではなく、次に重ねる塗装へつなぐ下地づくりの段階です。

細長く続く壁面も、ローラーで下塗りを進めています。窓や部材との境には養生テープがあり、塗る面の形がはっきりしています。広い面だけでなく、こうした幅の限られた箇所も壁面の一部として扱いました。

近くで見ると、外壁には小さな凹凸が連なっています。このような壁は、離れたところから見る印象と表面の形が異なります。過去のモルタル壁の施工でも、平らな面と同じ感覚で扱わず、凹凸のある表面に沿って塗ることを大切にしてきました。

下塗りは、上に重ねる塗装のために下地を整える工程です。モルタルに使うフィラーなど、素材に合わせた考え方は「下塗り」で説明しています。

窓、設備、玄関側の下塗り後

窓の横の壁面が白い下塗りの状態になりました。窓を覆うビニールと壁面の境が続いています。塗装する面と保護する面を分けておくことで、作業範囲が分かりやすい状態になります。

植栽や設備の近くにも、白い下塗りの面が広がっています。壁の手前に物がある場所は、正面から一度見ただけでは見通しにくい部分です。養生で周囲を保護しながら、壁面の準備を進めました。

玄関階段側は、外壁に加えて門柱や出入りに使う通路が接しています。床の緑色の養生と白い壁面が見える段階です。外壁と門柱では塗装する対象が分かれるため、部位を区別しながら工事を進めています。

建物の側面にも、下塗りした白い壁が続いています。壁の前には足場の通路があり、中央の広い面とは違う距離で作業する箇所です。面ごとの形やまわりの状況に沿って施工しました。

開口部の近くでは、壁の出入りによって塗る面の幅が変わります。養生した縁に沿って下塗りした面が続いており、窓まわりまで含めて白い状態に整えています。

広い壁面と、張り出し部分の下塗り

広い壁面を見渡すと、部分補修の段階とは異なり、面全体が白い下塗りになっています。ここで見えている白は仕上げ色ではありません。この上に中塗りと上塗りを重ねていきます。

壁を斜めから見ると、表面の細かな凹凸が光と影によって現れます。塗装をしても壁の形そのものが平らになるわけではありません。元の外壁の肌を残しながら、表面へ塗り重ねています。

張り出した部分の壁面にも下塗りを行いました。外壁には、下へ続く大きな面だけでなく、張り出しの下端など形が切り替わる場所があります。こうした部分も、壁全体の中の一つの面です。

外側の角に回ると、隣り合う二つの面が白くつながっています。角の線は、仕上がりで建物の輪郭を見せる部分です。面の広さだけでなく、折れ曲がる位置まで含めて塗装が進んでいます。

軒下では、養生した窓のまわりに下塗りした外壁が見えます。上に軒がある場所は、日が直接当たる面と見え方が違います。同じ段階の塗装でも、明るさや影によって印象が変わります。

別現場の関連動画:凹凸のあるリシンとジョリパットの壁に塗装を進める様子です。下地の表情によってローラーの当て方が変わる点を補足しています。材料の組み合わせや色は今回と同一とは限りません。

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高い位置と、バルコニー内側まで

外壁上部にも下塗りを行っています。壁付けの器具と足場が近くにあり、上へ続く面を見上げる位置です。高い場所も含めて進める塗装には、周囲に組んだ足場が作業場所になります。

足場越しに見た壁面では、配管や窓の位置が分かります。外壁の塗装範囲を考える際は、建物の高さに加えて、このような部材の配置にも目を向けると、作業箇所を具体的に想像できます。

バルコニーの内側も白く下塗りしました。床は養生で覆い、その上の立ち上がり壁を塗っています。外から見える外壁と、バルコニーの内側に向いた壁の両方を進めました。

側面の縦長の窓まわりにも下塗りが入っています。窓の形に沿って細長い壁面が続くため、大きな四角い面を塗るだけでは終わりません。建物の細部に合わせた範囲があることが分かります。

窓と壁付け器具が並ぶ場所も、養生を残したまま壁面を塗っています。こうした設備がある場所では、壁と器具の接する縁が何本も続きます。周囲を保護する準備が、塗装中にも役立っています。

複数の窓がある面では、開口部の間の壁も白い下塗りになりました。窓の数や配置が変われば、養生する縁と塗る壁の形も変わります。同じ建物でも、面によって作業する箇所はさまざまです。

上端を笠木で覆った立ち上がり壁にも、下塗りを進めています。前の工程で補修した箇所を含む壁面です。局所的な下地調整から面全体の塗装へ、順に工程をつなぎました。

狭い足場通路側の開口部まわりも、白い状態になっています。正面からは目立ちにくい箇所ですが、外壁は建物の周囲に続いています。面の位置によって見え方が変わっても、塗装範囲を一つずつ進めました。

ナノコンポジットW・NC-14で中塗り

仕上げに使用したのはナノコンポジットWで、色番号はNC-14です。色を選ぶときは、小さな色見本の印象だけでなく、屋根や窓枠など周囲の色との組み合わせも考えます。今回は淡い色調の壁に、濃い屋根が組み合わさる外観へ整えていきました。

白い下塗りの上へ、ローラーで中塗りを進めました。塗り進めた場所から淡い色が広がり、壁の印象が変わっていきます。下地補修の跡が見えていた段階から、外壁全体の色を整える段階に入ったところです。

中塗り中の面には、白い下塗りと色を重ねた部分が並んでいます。ローラーを動かす範囲に沿って境目が移り、白い面が仕上げの色へ変わっていきます。色が付くと完成に近く見えますが、さらに上塗りを行いました。

下塗りの上に仕上げ塗料を重ねる工程については、「中塗り」で紹介しています。外壁の表面に合わせたローラー選びもご覧いただけます。

別現場の関連動画:ナノコンポジットWで外壁を塗り替えた別のお住まいです。ローラーで色を重ねる作業と完成後の外観が見られます。色と下地の条件は、今回のNC-14の施工とは異なります。

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塗装途中の面を、角と窓まわりから見る

塗装途中の外壁を、窓まわりの全景と表面の近くから見たところです。広い範囲では色のまとまりが見え、近くでは細かな凹凸が分かります。全体の印象と表面の形は、見る距離によって違ってきます。

縦長窓のまわりでは、壁の輪郭に沿って養生テープが続いています。近景では粒状の凹凸が見え、壁が持つ表情が残っています。仕上げ色だけでなく、既存の肌も外壁の見え方をつくる要素です。

角の部分には、白く見える面とベージュ系に色付いた面が隣り合っています。壁の塗装は面ごとに進むため、途中では色の異なる部分が並ぶ段階があります。完成後の配色とは分けて見たい施工中の姿です。

角から窓のある面へ移ると、塗装する壁の幅や形が変わります。窓の上端にも養生があり、壁面との境を保っています。養生は塗料の付着を防ぐだけでなく、異なる部材との境を整えるための準備にもなります。

バルコニー側や設備のある面でも、白い部分と色を重ねた部分が見えます。ひとつの外壁に見えても、入隅、出隅、設備まわりがあるため、施工中の様子は場所ごとに異なります。各面をつなげながら仕上げへ進みました。

上塗りを重ねて、外壁の色を整える

中塗りした面に上塗りを行いました。同じ色を重ねる工程なので、下塗りから中塗りのときほど色の境が大きく変わるわけではありません。それでも段階を分け、ローラーで壁面へ塗り重ねています。

外壁の広い面だけでなく、窓の際や角の仕上がりにも目を配ります。上塗りで確認する線や継ぎ目については「上塗り」でも紹介しています。

入隅に近い面にも上塗りを進めました。下地補修と養生から始めた外壁は、下塗り、中塗り、上塗りを経て色が整っていきます。次の第5編では、シャッターボックスや雨樋など、外壁に接する付帯部分の塗装をご紹介します。

塗り替えの打合せでは、仕上げの塗料名だけでなく、下塗りに何を使い、どの部位をどの工程で仕上げるのかを分けて確認すると、工事内容を理解しやすくなります。今回は凹凸のある壁を整えながら、窓や設備を保護し、仕上げの色を重ねた外壁塗装となりました。

この施工事例の連載一覧(全8編)

この記事を書いた人

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。
塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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