一級塗装技能士が塗るサイディング外壁塗装
サイデイング塗装は技能によって品質が大きく変わる外壁塗装のひとつでもあります。塗装職人ではサイディングの耐久性で一番重要なシール工事をシール専門職人が行い、塗装は一級塗装技能士が施工するという一番最上の組み合わせの施工をさせて頂いております。塗装業界全体ではシールは塗装の職人が兼用で行う工事も少なくないですが、シール専門職人は専用の道具で耐久性のある2液成分形を使い、後々の目地の割れや肉やせを防ぐためのボリュームで肉厚シーリングを可能とします。
サイディングの作業と価格
シーリング(コーキング)を交換すると、その分の費用が掛かってきます。サイディングが出始めた当時はメンテナンスが必要がないと言う触れ込みだったらしいのですが、実際にはモルタル外壁にはない、シーリングの交換が発生するので、その分余計な費用が掛かってしまいます。
塗料的にはモルタルより多く消費しない場合が多いです。
意匠性がないサイディングに行われる塗装でほとんどの家の場合がこの塗装です。1色の塗料を使い、通称ベタ塗りや単色塗りとも呼びます。

サイディング外壁材の模様と形状





サイディング外壁材の模様や形状は、住宅の外観に大きな影響を与えます。住宅のデザインに合ったサイディング外壁材を選ぶことで、おしゃれで美しい住宅を実現することができます。
サイディングの様々な種類

窯業系サイディング
サイディングの塗り替えといえばこの種類です。メーカーとしてはニチハの外壁材が有名です。セメントと繊維質を圧縮して作られたボードです。基本横張りのボードで外壁の模様種類も、タイル模様やレンガ模様、塗装吹き付け模様など様々な意匠性あふれたデザインがあります。形状もドイツ貼りという洋風のイメージが強いものもあります。

アルミ(ガルバリウム)サイディング
アルミの板に 硬質ウレタンフォームを一体化させたサイディングで軽量のため家にかかる負担も少ないということで一時流行りました。ただ高額なのといずれにしても付帯部の塗装メンテンナスがそのうち必要になるということがわかり衰退していきました。当社にも今てもアルミサイディング貼り自体の工事依頼をたまにご相談をお受けしますがお勧めはしていません。

スチールサイディング
アルミサイディングのスチールタイプです。ちなみにスチールサイディングを施工した上から塗装をすることはあります。
塗装職人でのサイディング塗装の施工
- 塗装は一級塗装技能士、シーリングはシール専門職人が、それぞれの工事を集中して行うため質のいい塗工事が完了できます。横浜市内だけではなく都内や川崎市においても数えきれない工事実績があります。
- 過去にも経験がありますが、単に洗浄するだけでなくチョーキングが激しいと後々の塗膜剥離の原因になるためよく洗い流す。
- シール材は外壁塗装に、一番最適なノンブリードウレタンやの2液成分形を基本使います。上に塗装をしない場合は変性シリコンも可能ですが、塗装との密着性低下のリスクがあります。実はシール専門職人が塗装に最適で一番使うことが多いのが、ノンブリードウレタンの2液成分形です。こちらのオートンイクシードなどの次世代シール材も使用可能です。
- レンガ調やタイル調などの意匠性のある化粧サイディングボードでクリヤー仕上げの場合、後打ち施工を致します。
- 温度差によってシールに動きがあるので、その動きについていける弾性系の下塗りを塗るのも一つの方法です。
- カビ・よごれの防御を中心とした最適で実績のある塗料を選んで施工しています
サイディング塗装における症状



築10年もするとサイディングの継ぎ目である目地や窓サッシ回りのシールも劣化していきます。劣化症状にはシールの肉痩せ、サイディングボードからの剥離、ひび割れなどが見られます。目地の底部にあるハットジョイナーの施工不良による影響やシール自体のボリューム不足による肉薄のシールも劣化の原因です。
サイディングの修理・補修



稀にサイディングにリシンなどの吹き付けをしている外壁を除いて、通常のカビや汚れは高圧洗浄でさっぱりと除去できます。
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