肉厚の中塗りで耐久性アップ
中塗りは塗装の厚みを確保するための3回塗りの中間に塗る工程です。メーカーの塗料カタログでは「上塗り一回目」と表示されることがある中塗りですが、塗装職人では塗装業者の中でもたっぷりと潤沢に塗料を使い中塗りをしており、見積書ではその証拠となる塗料缶数を表記しています。
サイデイング×中塗り
下塗りの色が隠れるようにたっぷりと塗っていきます。サイディングは模様がありながらも塗料の吸収性が低くフラットに近い外壁のため、ローラーの毛の長さにも配慮しながら当社認定の一級塗装技能士が仕上げていきます。

モルタル×中塗り
モルタルは種類によって塗料の吸収率の差が激しく、塗料缶の消費量も非常に多く使う場合があります。効率的な肉厚塗膜を作るために一級塗装技能士ができるだけ塗料含みの多い長毛ローラー等を選び、クラックに対応した中塗りをしています。

ALC×中塗り
ベーベルのような意匠性ほぼがない平坦のALCパネル1枚の範囲の中で塗り継ぎが出て目立たないように1枚1枚目地で切って塗り終わるように塗装します。

屋根×中塗り
塗料をたっぷり塗ることで、スレートの微細なひび割れも埋まり遮熱や断熱塗装もその性能を十分な発揮することができます。断熱塗装の場合は5回重ね塗りする場合もあります。

木部×中塗り
塗装が剥げ落ち下地が露出した木部にたっぷりと下塗り塗料を吸わせたあとは、強烈な紫外線から保護するため一級塗装技能士が最適に希釈をした塗料で耐久性のある中塗り層を作り上げます。

鉄部×中塗り
鉄階段や手すりなど細かく塗る場所が多い鉄部は、下塗りがかすれたり透けたりするため、しっかり塗料が被るように作業します。

ケイカル(新建材)×中塗り
下地が露出するほど劣化した新建材等には、一級塗装技能士がしっかり塗料を吸収させて頑丈な塗膜を作り上げます。
重ね塗りがよくわかるように中塗りの色を変えるなどのご希望も可能ですが、年数が経過するほど塗膜表面の樹脂が劣化する影響で中塗りの色が出ないように共色で作業しています。