サイディング塗装とシロアリ被害の木部補修

今回ご紹介するお客様のご主人は、以前大手ゼネコンで塗装検査員をしていた方です。

塗装検査員とは膜厚計という機器で塗装の膜の厚みを計測したり、キチンと重ねて塗っているかを確認したり、通常見えない場所も鏡などを使って検査する仕事です。
ご契約前には、さまざまなご質問をされていましたが、工事に入ってからすべてお任せで進めさせていただきました。

外壁はサイディングで当然ながらと言いますか、シール部分も交換しながらの塗装です。

シールの詳細は下記のページをどうぞ。

サイディングのシール工事

窓枠などの木部が腐食していたので、交換修理しましたが、木部の断面がシロアリに食われている様子が見受けられましたので、ほかの部分にもシロアリ被害の影響の可能性をお伝えしました。

塗装完了してから約1年後にお伺いさせて頂いたところ、居間などの大部分の床下がシロアリに食われていたとうのを発見したということで、塗装完了後すぐに結構大掛かりの大工工事をしたとお話していました。

塗装期間中に私がお伝えしたときはあまりピンと来なかったご様子のご主人でしたが、当社でも大工工事は得意な部分なので工事できなかったのは残念な部分もありますが、万一のことを考えて大事になる前に工事ができてよかったです。

大工・板金工事

今回はシロアリの存在が傷み部分らか分かったのでわかったものの表面上からは存在がわからない場合があるので要注意ですね。
その事例は下記のページでご紹介しています。

雨続きとシロアリ駆除の不足で塗装現場は大混乱!

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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