神奈川県横浜市保土ケ谷区のお客様です。
- 外壁塗装
- 屋根塗装
目地シールはサイディングからの断面剥離を起こしていました。この現象はプライマー不足と言われています。
うっすらと汚れと共に色あせが出てきたサイディング。外壁材にそれほど心配はないもののシール面が不安。
北川方面。カビが付きやすい方角でもあります。
施工直後です。日のあたりの影響で見栄えが良くありませんがキッチリと行程をしっかり踏んで塗装をさせて頂きました。
ここから6年後のようすです。サッシ廻りのシールです。無事です。
塗膜のひび割れです。シール自体には影響ないため耐久性にも問題ありませんがシールと塗装膜自体の伸縮度合いが異なる為このような現象が起こることもあります。他のお客様宅では2011年の地震の影響があったのでもしかするとその影響の可能性も残ります。
こちらが問題のクラック。言い訳しますが塗装や施工の影響ではありません。やはりこの時が2013年でしたので地震の影響か、コーナーにひずみのエネルギーが集中するためわずかなクラックから雨水が侵入して凍害を起こした可能性も否定できません。
かなり奥まで割れています。他のお宅の例では過去ここから藻の発生があった事例もありました。
ヘラを使ってシールにて補修しました。その後塗装をして補修の完了です。
他の場所は問題なしです。
さまざまな影響で5年後を迎えたお客様宅でしたが、その影響以外はしっかりと塗装が家を守ってくれていました。
物件ステータス
工事概要
工事のきっかけ・ご相談内容
築年数とサイディング壁目地シールの劣化。
ホームセンターのリフォーム部というところからも屋根と外壁のお見積りを取られていましたが、専門業者ということで弊社に選んでいただきました。
外装全体の目地シールのクラックをとても気にされていました。
施工内容
3階建ての家の住宅のため、通常より足場費用も掛かってしまいました。
網戸もところどころ破れていたため、足場があるついでに張りなおしをしました。(足場があるうちに施工すると安くなる工事があります。)
外装の塗装としては家が大きいため、作業にも時間がかかりました。
外壁のサイディングボード目地のシールのメートル数は相当な長さになりましたので、打ち替え工事だけでも3日ほど時間を要しました。
スレートコロニアル屋根の劣化と、塗り替えをした際の「縁切り」を気にされていました。本当は初めての塗装の場合は屋根の縁切り処理 はほとんど気にすることはありません。
ただ外壁塗装の場合、行政からの免許や資格を所持しなくても、少しの知識があれば簡単に開業できてしまうという問題点もあることから、実務のことがよく理解していない業者が多く存在するのも事実です。
そのため経験よりも知識が先走ってしまい、ネット上では何が何でもタスペーサーなどの縁切りが必要だという情報がたくさんあります。
ちなみにですが弊社の経験上、塗り方の問題もあるかもしれませんが、はじめての屋根塗装に限っては、縁切りしなかったせいで雨漏りしたという例はありません。
特に勾配が急斜面の屋根の場合はそれは顕著でしょう。
ただこの説明をさせて頂く機会があっても、それでもどうしても精神的に安心したいというお客さんも中にはいますので、ご要望があれば縁切りは行っています。
また、2回目、3回目の屋根の塗装の場合は、塗装膜が工事のたびに重ねられるので厚くなる結果、屋根材の隙間をふさぐ度合いも大きくなってきますので、縁切りは必要になると思います。
※追記
5年後にサイディングの角からかなり深刻なクラックが発生。
当時の施工との影響ではなかったものの早めの処置が必要でしたのでシールにて補修後塗装させて頂きました。
そのようすも下記動画に収めています。
屋根スーパーシリコンベスト※現在メーカー販売中止品
工事費用
今回、 築10年の 外壁が サイディング 屋根が スレート で 戸建ての 外壁塗装、屋根塗装、 を行い 費用は約195万円でした。