12月に作業しましたお宅のサイディング目地のコーキング(シーリング)をご紹介します。
塗装指導員の曽根と柳沢の二人で作業を進めました。
12月10日はシール剥ぎ、コーキング材注入用のテープ養生が主な作業でした。
曽根と柳沢の二人でサイディングの目地に打ってある既存のシールにカッターで切れ目をいれて剥いでいき、その後にコーキング材を打つ為のテープ養生をします。シールを剥ぐのはとても大変な作業なのですが、新しいコーキング材を注入するために一生懸命頑張りました。
12月11日はコーキング作業の続きで、プライマー塗布、コーキング材の注入、コーキングならし、養生ばらしです。
コーキング材は2液タイプの材料を使っていて、材料を機械で15分混ぜます。その間にプライマーを塗り乾いた場所から曽根がシーリングを注入していきます。その後に柳沢がきれいにならしていき最後にテープをはがして完成です。
塗装の塗り替えをする頃にはシールもだいぶ痛んでる事が多く新しくコーキングを打ち直す場合が多いんですが、やはり痛んでるシールの上に塗り替えをしても塗装して何年かしたら、コーキングの打ち直しの工事の為に、また足場を組まないといけなくなるのでやっぱり一緒に工事をした方がいいですよね。
明日から塗装の工事に入ります!
寒さで手が悴みますが、寒さに負けず明日も頑張ります。
- サイディング外壁
- コーキングの劣化1
- コーキングの劣化2
目次
作業風景
- 撤去前のコーキングです。これから撤去をします。
- 撤去後の目地です。この目地にたっぷりとコーキング材を注入します。手が悴んでしまっていたので、ちょっとブレてしまっています。すみません。
- 目地のよこにテープ養生をしました。ヘラでならした時に壁につけない為の養生です。
- 職人の柳沢がシーリングを撤去しています。壁を傷つけないよう慎重にカッターで切れ目をいれていきます。
- 職人の柳沢がシーリングを撤去しています。壁を傷つけないよう慎重にカッターで切れ目をいれていきます。
- 使用する2液タイプのコーキング材です。
- コーキング材がより壁に食い付くように専用のプライマーを塗ります。
- コーキングを打つ所にシールプライマーを塗っています。乾いたらコーキング材を注入していきます。
- 撹拌中の写真がないのですが、機械で15分ほどよくかき混ぜたコーキング材をコーキングガンに注入します
- コーキングガンの先端を外してコーキング材の中に突っ込み、
- コーキングガンの先端を外してコーキング材の中に突っ込み、
- いよいよシーリングの注入です。縦目地にコーキング材を注入していきます。
- アップにしてみます。
- たっぷりと厚みをつけて打っていきます。
- 横目地への注入作業です。
- しっかりと養生をしてあるので、こういう場所でも問題ありません
- こちらもたっぷりと打っていきます。
- コーキングガンに再度コーキング材を注入しています。足場も狭く、中腰でひと苦労です。かなり腰には負担がかかります。
- 細かい部分までしっかりとコーキングできるよう調整しています。
- こちらもたっぷりと注入していきます。
- 続いて、打ち終わったシーリングを職人の柳沢がヘラできれいにならしています。写真の並びでは分かれてますが、注入作業と同時進行です
- しっかりと隙間なくコーキングされるよう、少し押し込むような感じでならします。
- ならした際に余分になったコーキング剤はヘラに取ります。
- このような状態で作業を進めていきます
- ならしていくとこのような感じになります。
- ならす前のコーキング部との比較です。一目瞭然ですね。 作業中の写真がありませんが、コーキング材が乾いて固まってしまうと、養生のテープをはがせなくなってしまうので、ならし終わったところは、コーキング材が乾く前にテープをはがしていきます。以上で、コーキングの完成です。
参考動画:本物のシーリング職人完全版・サイディング外壁
仕様
建物形状・外装形状:1戸建て、外壁:サイディング、屋根:コロニアル、塗装内容:外壁、屋根サーモアイ遮熱塗装
施工日:2011年11月