横浜市港北区、鉄筋コンクリート造(一部モルタル)築25年の現場です。
見積もり担当岩淵、施工は一級塗装技能士の星野、防水は松尾。
塗料は外壁パーフェクトトップND-370、アクセント上部はND-010、です。
目次
現地調査・見積り
モルタルスタッコの外壁。
裏山の枯れ葉。
屋上に太陽光パネル。
裏山がすぐ横なので落ち葉や枯れ葉が積もりやすい。 ー
西側です。
塗装の時には全て一旦撤去します。
スタッコ模様の凹凸に汚れが積もっています。
ブロックで積み上げられた外壁の小部屋と母屋
軒から水道のパイプが伸びています このような軒裏の場所はローラーで塗れないので刷毛で塗ります
家の門の軒天部分の破風部分です 塗膜が浮き上がっています
全体に外壁に汚れがついているのがわかります。
2階の小さいベランダのような即効部分に枯れ葉がたくさん積もっています。
このように裏山がすぐ近くにあるお家のベランダや屋上にはドレンに枯れ葉が詰まって雨漏りの原因にもなります
霧除の上のトタンが錆びています。
正面から見た家の半分です 2階建ての鉄筋コンクリート造りのお家です
西側の方角から見たお家です。
外壁が入り組んでいるので塗装もなかなか手強いです。
東側の方角から見た外壁です 北側の方角と比べてやや汚れやカビも少ない様子です
1階から見上げた2階の軒裏部分です。
破風の塗膜が剥離しているのが見られます。
水が回っているのか湿気なのかエフロレッセンスのようなものも見受けられます
2階ベランダ上げ裏の木部の板です プリント合板に見えますが木目調の板作りです
北側面の外壁。
山の方角の北側です 敷地が広いお家ですので外壁周りには物がたくさん置いてあります足場を組む際は一旦全てこれらのものをどかしておきます
カーポートもあります。足場を組む際にアクリル板が邪魔をしてしまうので一旦アクリル板を外して足場を組むこともあります。今回は外さないで済みました。
お家の正面の方角です。色とりどりのお花があってとても周りの自然の景色と同調しています
軒裏も外壁もモルタルスタッコになっておりますがとても出隅と入隅あって平坦ではないので塗りも一筋縄ではいきません
2階から屋上に登る鉄製のはしごがあります。
屋上内側の腰壁です一部クラックが発生していてカビと汚れにまみれてしまっています。
塩ビシート防水が施してあります。
高圧洗浄の際はちょっと苦労しそうです。
屋上と2階のベランダです。
屋上です伸縮目地から波状したクラックも目立ちます。
屋上の枯れ木です。
山川は自然が豊かで良いのですがこのように屋上に枯れ葉が積もってしまうのが少し難点です。
屋上のパラペット部分です劣化しています。
塗装施工
一級塗装技能士の星野が高圧洗浄をしています。
防水施工をする床面なので密着性を考え丁寧に高圧洗浄をして汚れを取り除いていきます
玄関ドアも綺麗に仕上がりました。
ステイン系の着色塗料で塗装しました。
正面はよく日が当たるので何層も塗装して仕上げにこだわります。
新築からメンテナンスなしできた玄関ドアです。出来合いの塗膜も剥離して掃除と塗膜の段差があったのでパテで平滑にしておきます
基礎部分を塗っています。
軒天をサンダー掛けしています。
コンクリートのパラペットの破風部分の塗膜を剥離させます。
剥離した塗膜片です。
軒裏の仕上げの途中です。
折半屋根があったので錆止めを入れています。
軒裏の完成です。
外壁の仕上げが終わってから雨樋の塗装に取り掛かっています。
雨樋の仕上げです。
汚れていた波板を撤去して破風部分を塗装しています。
上塗りを塗装する一級塗装技能士の私星野です。
ローラでころがしています。
脆弱な密着不良を起こしていた破風部分の塗膜を剥離させ下地調整をした状態です
下塗りをした状態です。
軒天です。このまま塗装しても後ではがれてしまうため塗膜の下、モルタルの剥離を起こしています。
お家が大きいので気合も入ります。下塗り中です。
屋上に上がるはしごです。
オービタルサンダーで合板の表面を目荒らししています。
今回は地道なこの作業が一番肝心です。見た目に変化なくてもこの上から塗装をしたとしても後で剥離してしまうのです。
軒天も丹念に研磨していきます。
養生です。エアコン配管との境に気を付けないと塗料漏れを起こしてしまうので丁寧にします。見た目は置いといて。。
屋上高圧洗浄です。
基礎もきれいにチョコレート色の255に仕上げました。
外壁が入り組んでいますね。平坦な同じ平米数でも価格が違うひとつちの要因でもあります。
折半屋根と外壁ブロックの境にも塗装部があります。うーん。これも塗り手間がありますね。
ひとつひとつ塗り分けていきます。
軒裏仕上げの途中です。
色々後から改築しているので塗装も一筋縄にはいきません。
配電盤関係まわりは結構細かいのです。塗料漏れに気を付けて細かい養生作業が必要なのです。
ベランダが外壁より突出しているため、足場のアンチにつなげて養生しています。
2階のベランダは軒が突出しているため、足場ではなく脚立作業にしました。
基礎、床の養生です。
入り組んだ外壁。
防水施工
屋上施工前。
防水シート撤去。
カチオン系樹脂モルタル下地調整。
プライマー塗布。
プライマー塗布。
笠木金物の端末シーリング。入墨もしています。
屋上床クラック補修。
屋上床クラックの補修範囲は結構広かったです。
パラペットのガラスクロス。クラック防止用です。
通気緩衝QVシート工法です。劣悪な下地と後に塗布するウレタンとの悪影響を遮断する役割。
QVシートの端末部にMBテープを貼っていきます。
QVテープを貼っていきます。
脱気筒の取り付けです。下地とシートの間の湿気を逃がします。
ベランダ施工前。
バルコニーのプライマー塗布。
ウレタン一層目。サラセーヌ仕様。
サラセーヌ2層目。
トップコートを塗布して仕上げ。
サラセーヌのウレタン塗膜密着工法の完成です。
こちらは屋上のウレタン塗膜防水の一層目。
わかりづらいですが2層目。
施工後です。
脱気筒。改修用とドレンも新設しました。
仕上げです。プライマー、シールともに平場と立ち上がりも同作業です。
完成(足場撤去前)
表面の塗装が完了した外壁面です
正面の斜めしたから見た外壁の完成具合です。
1階の基礎周りもチョコレート色に仕上げて汚れを目立たなくしました。
後は足場を撤去して完全に完了となります。
足場は4段で組ませていただきました塗装職人も無理な体勢をせずに作業することができました。
仕上げの色は塗装前の色と同系色に仕上げました。
仕様
塗装準備:
仮設足場組立及び解体:588平方メートル、飛散防止用メッシュシート張り:588平米、昇降設備:5基
外壁塗装:
外壁高圧ジェット洗浄(最高150気圧):510平米、養生作業:220平米、外壁塗装施工費(下塗り+中塗り+上塗り)※モルタル部含む:448平米、下塗り塗料パーフェクトフィラー:14缶(㎡あたり0.45㎏)、中塗り塗料パーフェクトトップ:6缶(㎡あたり02㎏)、上塗り塗料パーフェクトトップ:6缶(㎡あたり02㎏)
付帯塗装及び工事(基本3工程塗装下地調整込み、油性塗料使用):
雨樋・排水管(油性塗料使用)、霧除笠木廻り(鉄部用さび止め下塗り)、2階鉄製タラップ、パラペット周り、換気口、基礎立ち上がり、エアコンホース脱着塗装、玄関軒下廻り木部塗装、大屋根設置パネル解体撤去処分
外壁廻り爆裂補修工事:
下地処理既存笠木部分シート撤去:62m、下地処理ケレン清掃:206㎡、下地調整カチオン系樹脂モルタル塗布:206㎡、入隅シーリングウレタン系シーリング三角シール:60M、平場防水ウレタン塗膜防水通気緩衝工法:108平米、立ち上がり防水ウレタン塗膜防水密着工法:60M、排水ドレン補強・既存ドレン撤去改修ドレン新設:2箇所、脱気筒新設(SUS製)・脱気筒取り付け:2箇所
小屋根防水工事:
下地処理・既存笠木部分シート撤去:18㎡、下地処理・ケレン清掃:18㎡、下地調整カチオン系樹脂モルタル塗布:18㎡、入隅シーリングウレタン系シーリング三角シール:16m、平場防水ウレタン塗膜防水通気緩衝工法:15㎡、立ち上がり防水ウレタン塗膜防水密着工法:16m、排水ドレン補強・既存ドレン撤去・改修ドレン新設、脱気筒新設(SUS製)・脱気筒取り付け:1箇所
バルコニー防水工事:
2階バルコニー防水工事、他廃材処分