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濃厚3度塗りの塗装。たっぷり27缶の塗料で外壁を頑丈にする

塗料を多く使用するモルタル・スタッコの外壁に、惜しみなく塗料を塗布して耐久性のある厚い塗膜に仕上げました。
レンガの煙突や、アイボリーと白の組み合わせにより、かわいらしい雰囲気のお宅に塗替えられています。外壁と屋根で405kg、27缶をタップリと塗らせていただきました。

そしてこの外壁を見てください。
スタッコの吹きっぱなしといいます。これ以上塗料の消費をする外壁は滅多にありません。

それに伴ってめちゃくちゃ塗るのに時間と労力がかかるのです。ツルツルの外壁と比べたら、3倍の手間と材料がかかります。 決して大げさには伝えていません。正直にメーカー標準としての単価を出せば、お客さんには敬遠されてしまうほどの額になる外壁です。

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でも手を抜かれた工事にも手を出してもらいたくない。とっても悩みどころの外壁なのです。せめて外壁の㎡数に対する塗料消費量をつかってもらうペンキ屋さんを選んでもらうように願うばかりです。今回は住宅街なので、洗浄にも気を遣って防音タイプの高圧洗浄機を二台使用。屋根や玄関前の手摺りなどのサビ止めには、鉄部には最終的な色味に合わせて今回は赤錆びを使います。

屋根の雨抑えなどは釘など飛び出ていたら打ちこむので、屋根の作業は金づちと刷毛の二刀流です。塗装する部分に、シリコンがありました……。シリコンは塗料が付着しにくいのです。

だけど大丈夫、逆プライマーがあるので、しっかりと塗って密着性を良くし、シリコンにも壁や屋根と同じように塗料乗るようにします。

 

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プライマー、シーラー、二つの下塗り塗料を使って臨機応変に作業しながら次は養生です。ベランダの手摺りにはどうしても足をかけるので(中への出入りのために)汚れや傷がつかないよう、普段のビニールの養生ではなく頑丈なブルーシートで養生します。

 

目次

防音の高圧洗浄機で外壁の洗浄

住宅街なので、防音タイプの高圧洗浄機2台を使ってしっかり洗いました。

 

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養生と塗装を長持ちさせる為の各所下塗り

完成後には見えない所ですが、仕上がりの質を上げる為にとても重要な工程が養生と下塗りです。

古い塗膜が剥がれてしまっているところは塗料をガンガン吸い込んでしまうので、それを阻止するためにもしっかりと下塗り剤を染み込ませて塗料が必要以上に吸い込まれないようにしました。
見上げながらの作業は首が痛いだけではなくて、うっかりシーラーが垂れて目に入ると痛いので、気をつけながらローラーを転がして作業します。

 

種類を使い分けて塗装しない部分を養生

玄関前は中腰で、ブルーシートがたるまないようにテープで貼り付けます。
ベランダの養生は、手摺りに余計な色がつかないよう、そして壁との間のラインが綺麗に出るよう、まっすぐ貼っていきます。ここでゆがむと変な線になってしまうので、神経を使ってまっすぐ丁寧に、塗料が滲んでこぼれないよう、爪も使ってきっちりと密着させます。

こびりついて汚れで染まった外壁をタップリの塗料で刷り込むには、養生がぴちっとしていないと塗料が漏れて仕上がりが汚くなってしまうからです。養生に使う道具にも色々な種類があり、それらを使い分ける事によって徹底した養生を施す事が出来ます。

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丁寧な養生はきれいに仕上げるために必須です。

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風による塗料飛散に注意しながら煙突中塗り

屋根より少し高く張り上げているとは言え、煙突部までは覆えません。塗料を飛散させないように注意しながら作業します。

軒の上塗りでは塗りにくいところも腕を伸ばして塗りまして、綺麗に仕上がりました。全工程のちょうど半ばに差し掛かった七日目、屋根や住宅では数少ない煙突の中塗りや下地塗りを続けます。
屋根より上部分にはメッシュシートがないので、勢いよく塗って飛散しないよう、丁寧にローラーを転がします。
ベランダの壁は、白から柔らかいアイボリーに完成させました。

安定した足場で妥協の無い壁の塗り替え作業

外壁と帯板などは一緒くたにせず、材質に合わせた塗料を使って塗装する事で、より安定した耐久力を期待する事が出来ます

 

不安定な足場で中腰を維持して屋根中塗り

外壁上塗りは6インチローラーを使って暑く塗装しました。塗装後の掃除を終えたら本日の作業は終了です。

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