弊社代表は、クラック処理専門の国家資格「樹脂接着剤注入施工技能士」を有しています。
弊社代表は、クラック処理専門の国家資格「樹脂接着剤注入施工技能士」を有しています。モルタルはもちろん、コンクリート・タイルなどのひび割れや浮きを補修する専門資格です。
活躍の場は主に、マンションやビルのひび割れや爆裂、浮きの補修ですが、こういった劣化補修に精通している証と言ってもいいかもしれません。
戸建てのモルタルクラックの場合、基本のクラック処理は手作業で行います。
細かい外壁のひび割れなら、ほとんど塗料で埋まってしまいます。塗料で埋まりきらないひび割れは、シーリング材を1回か、もしくは2回に分けて注入します。
2回に分けることで、1回のときより奥深くシーリング材を注入することが出来ます。
クラック補修におけるコーキングガンの種類
エアーコンプレッサー利用によるクラック補修
クラック補修から塗装完了まで
ひび割れを再発させないための塗装方法
全体を塗装する前に、ひび割れの部分だけをあらかじめ最初に塗っておきます。その後に、外壁全体にローラーで塗装していきます。
要するに、ひび割れの部分だけ4層になったり、深刻な場合は5層になるときもあります。
クラックの再発力を防ぐ優れた補修材
たっぷり濃厚な塗料での塗装はクラックの再発を防ぎます
ひび割れを再発させないための塗料を使用
ひび割れに対応できる弾性塗料を塗ります。乾いて塗膜になると、ゴムのように伸び縮みしてひび割れに対応するという塗料です。
外壁は3回塗装なので、3回のうち1回塗りだけに使うのか、それとも3回塗りすべての塗装塗るのかは、ひび割れの多さや状況によって判断します。
シリコンシーラントに注意!
シール材の使用誤りで、塗料が密着しない「シリコンシーラント」が使われている場合があります。その場合はできるだけカッター等で除去し「逆プライマー」を塗布して処理します。詳しくは動画をご覧ください。
そもそもなんでひび割れが起きるの?
モルタルの乾燥の過程において起きるものや、構造的な問題で、家自体にゆがみが生じて起きるものがあります。
構造には問題はなくとも、地盤が弱い場所ということが原因で、家にゆがみが生じて起きたりもします。
VカットやUカットで修復する方法
ひび割れを中心に、電動カッターであえてVの字やUの字型に溝を作り、シーリング材をたっぷり注入して補修する工法です。その多くはRC(鉄筋コンクリート)の建物で多く行う方法で、手間と時間が掛かりそれだけの予算も必要になるため、一般の住宅ではよほどのクラック出ない限りあまり行いません。
溝をつくった後はプライマーをたっぷりと刷毛で塗布していきます。このプライマーという接着嗄声により外壁の溝とシール材の密着性を高めてシール材をはがれにくくして雨漏り等を防ぎます。
カットをしなくてもほとんどのクラックの場合は、弾性塗料との組み合わせで次の塗り替えまで再発することはありません。
逆に、カットをするとその周りのボカシ補修の程度により、時間が経過するにつれて、模様の段差によっては汚れ具合が異なって目立ってきてしまうこともあります。
シール材を充填した後は、ヘラで外壁の表面に沿って均一の力で均していきます。
Uカットは住宅では悪影響になることも…
マンションなど、RCの建物はコンクリートでだいぶ厚みがありますが、一般的な住宅の場合、モルタルの厚みは15ミリ~20ミリほどです。なので、住宅はディスクサンダーの刃でカットを入れてしまうと、溝ではなく完全にモルタルを切断してしまい、状況をより悪化させてしまいます。もっと悪くするとモルタル下にある「ラス網」まで切断しかねません。
ですのでUカットVカットは、壁が厚い集合住宅に限ります。模様をクラック周辺と同じ模様にするのも容易ではなく、クラック跡もuカットにおいては通常のクラック処理より目立ってしまうことにもなります。
必要に応じて判断させていただきます。
ひび割れに強い塗料「キルコ」
夏や冬に大活躍する断熱性能だけではなく、伸縮性に優れ、ひび割れにも強いという特徴があります。他にも、様々な性能をの塗料を扱っておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。