塗装後5年が経過した家
アフターサービスの一環として、2008年に施工したそれぞれの住宅塗装の5年後の様子を見るために伺わせていただきました。画像をクリックで拡大してご覧いただけます
2006年に行った横浜市神奈川区の塗装工事の経過です。
2006年当時
当時の状況はサイディングボードは割れ、破風などの木部の塗膜が完全になくなっているなど、外壁・屋根・木部ともかなり劣化していました。
5年後の2011年
5年経過後の2011年の外壁のようす。外壁自体は明るいアイボリー系にも関わらず、カビも汚れも特に目立つところはなく、良好な状態でした。門塀の階段の足元部分にはコケなどが発生していました。
2006年当時
花壇のコンクリートには、段差違いで幅広の亀裂(クラック)が生じていました。クラックをコーキングにて下地処理をして、微弾性フィラーを肉厚に塗装しています。完全に段違いをなくすことも可能でしたが、花壇ということもあり予算の都合上ひびから雨水が浸入をさせないことを優先に作業をしました。 こちらのようにクラックには色々な処理方法があり、このようなコンクリートの場合Uカット(Vカット)という方法もありますが、そこまで予算をかけなくても通常の下処理でもひびの再発がしないという一例です。
5年後の2011年
段違いはそのままですが、クラックは全く生じていません。
2006年当時
玄関ドアの下部分です。モルタルが欠損して下地の木部が丸見え状態でした。左官屋さんを入れてモルタル補修しました。 また、1階下屋根の雨樋も交換しました。
5年後の2011年
塗膜に亀裂がはいっていますが、モルタルには及ばなく雨水侵入の可能性はありません。良い状態です。
2006年当時
目地シーリング(コーキング)は、外壁全体が劣化していました。一部サイディングボードの反りと下地の問題で、割れが発生していました。ちなみにほぼ全体を打ち替えしています。外壁サイディング塗装とシール詳しい施工はこちらをご覧ください。
5年後の2011年
シールもいい状態を保っていました。反っていた部分もシール部に色の差異が認められたものの、雨水の侵入の要素はゼロです。
2006年当時
家正面の屋根、高圧洗浄後・塗装直後の様子です。洗浄前はコケや藻が発生していました。
5年後の2011年
少し遠目からですが、家正面の屋根も特段目立つ汚れもなくきれいに保たれています。
2006年当時
家正面の当時の屋根の作業風景と正面屋根の上の破風木部です。破風の塗膜はほぼありませんでした。一部塗装だけでは納まらず大工をいれての交換作業ももありました。
5年後の2011年
遠くからでわかりにくいですが、その木部も状態を保っています。