だいぶ春の兆しが見え始めた3月14日(世の中はホワイトデーでもありますね)、川崎市多摩区ではベランダ防水の施工が大詰めを迎えていました。
前回はウレタンを流し込んで防水層を形成したので、今日はトップコートを塗布して防水工事を完成させます。職人は前回に引き続き、曽根カズが担当。
硬化してゴム状になったウレタン防水層は剥き出しのままですと紫外線によって傷みやすいため、トップコートを塗ることで劣化を抑制します。また、平場用のトップコートには微細なゴムチップが含まれているので、表面にはわずかなざらつきができ、これが歩行時の滑り止めになってくれます。ベランダ内で転倒してしまっては危ないですからね。
立ち上り(こちらは歩行面ではないのでゴムチップの含まれていないものを使用)、床と材料を使い分けながら端々まで均一な厚みになるように塗布して仕上げていきます。
トップコートを塗布した後は、ウレタン特有のテカテカとした光を反射するツヤが抑えられてだいぶ落ち着いた質感になりました。室外機を持ち上げている支えの部分は窪みができているので、翌日の手直しの際にタッチアップといわれる補修塗りをして周囲と同じように平滑に仕上げます。
今回のお宅ではご予算などの関係で従来の防水層より1層少なく仕上げましたが、他にも施工箇所の状況に合わせた防水をご提案することができます。既存の防水層をこれ以上傷ませたくないけれど、予算的に一から防水工事をするほどでもない…というときにはトップコートの塗替えのみといった方法もあります。すでに雨漏りをしていたり、その恐れがある場合にはできませんが、比較的お手頃な価格で傷みの進行を抑制させることが可能となります。
ベランダ・バルコニーや屋上防水をご検討中の方、お悩みがある方、ぜひお気軽に無料見積もりやお問い合わせをご利用ください。