2015年、今年もわずかですね。

年末にひとり事務所で作業しています。

家で年末特集などのテレビをみても、年末というピンとしたイメージはしませんが、こうしてひとりポツンと机に向ってると年末だなーと徐々に感じてきます。

私にはまだお世話になったお客さんに1000部近いDM便を出さなければいけない仕事が残ってますから。それを出したらほんのちょっとは解放できると思います。

ただですね、悲しいかなお正月も心底は無理でしょうね。

だって心底休んだら、いざ始動するときに反動が大きく多大なエネルギーが必要そうで辛そうなので、頭の回転は常に予備運動しながら年末年始をすごさなければと思っています。毎年そうなんですが、体だけはゆっくりしなきゃ駄目ですね。

それにしても今年は年末まで激動の年でした。来年も続くのかな?たぶんいろいろな壁を乗り越えなければならないでしょう。

いつも困難な壁にぶつかるとき思うのが、世界に目を向ければ世の中には私より全然大変な人がいるということ。それに比べれば私の悩みなんか微々たるものです。

難民の家族なんか悲惨ですよね。ある日家族幸せに過ごしていた家が爆撃。定員オーバーのゴムボートで地中海の荒波の中、沈没死を覚悟で生まれ故郷を脱出。親であっても子供にどうすることもできません。難民のこともそうですが、テロに遭遇してしまった人もそうです。

どんなに辛いことがあっても日本は平和だし、寒い冬でも家の中にいればあったかい布団でぬくぬく寝れる。向こうの人からしたらどんなに幸せに思うのでしょうか。

人間、辛いと思った時はこのような客観的な思考も必要です。ただ日本にいる場合、良くも悪くも周りが幸せな人が多いので、無意識でいるとそれがぼやけてしまいます。せっかく日本に住んでいるのに、そんなことばかり思っても幸せを感じ取ることができないのも問題とは思いますけど、そのバランス感覚がこの年になっても培われないですね(笑)

仕事もそうですね。
本当は楽しくが一番ですが、現実的にはそうばかりも言ってられないのも仕事です。あたり前ですが、生活の基盤は仕事で成り立っています。だから私は根性だします(笑)

でも本当の理想は根底に仕事の強い思いがあっても、リラックスのために一時的にでも自分をゆるくコントロールできること。

私にはこれができていません。
だらけることはできるけど、メンタル的に緩めることができません。辛いですね(笑)でも経営者はみんなそうかな?

でもうちがいる塗装業界は競争が激しいですから、私だけでなく一人ひとり全員が自分の目標に向かうために仕事を通じて一生懸命にならないといけません。厳しいだけならまだましですが、外壁塗装という商品自体定価もない品質基準も明確じゃない、ほかに例を見ないぐらい不安定すぎて、悪い言い方をすれば消費者を舐めきっている業界ですからね。内側にいる私たちがしっかりとした意識を持たず、自分のことばかり考えてたら、業界の問題すら言える立場にありませんし、特にうちという会社では務まりません。

そのぐらいの気持ちを持って業界をリードする会社であり続けたいと思います。

来年はさらに襟を正して気合で行きますので、よろしくお願いします。(^.^)

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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