神奈川区でのシーリング(コーキング)打ち替え工事 

本日は、横浜市は神奈川区三枚町にて、四人がかりでシーリングの打ち替え工事に行ってきました。シーリングを撤去した後は、テープ養生をしていきます。
何もない普通の部分であれば、スムーズに行くのですが…

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:養生

ご覧の通り、とても狭い場所が現れました。幅が狭くて、養生をするのが大変です。
サッシ周り、ちょうどベランダの下でしょうか。とてもじゃないけれど頭を差し込めないような場所を、腕を突っ込んで頭を右へ左へ動かします。中途半端な姿勢でやるので、腰も膝も終わった後はとても痛いのですが…狭い隙間に腕を伸ばして、テープを指先でしっかりと押さえて養生しました。
この養生が甘いと、折角綺麗に注入したシール剤もこぼれてしまい意味がなくなってしまうので、しっかりと抑えて密着させました。

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:養生

庇の部分も養生します。先ほどの狭い養生を終えた後ですので、幾分も楽に見えます。

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:古いシール剥がし

こちらは古いシーリングを剥がしている最中です。
親指を添えているので、一見何かを差し込んでいるようにも見えますが、まさにこれが古いシール剤を撤去しているところです。カッターで切れ目を入れた後、ペンチでゴムを引っ張り出し撤去していきます。

さて、撤去と養生の作業が終わりましたら、次はプライマーの塗布です。
屋根や外壁にも塗布するプライマーは”密着”が目的なので、もちろん目地の間にも塗布します。いくら傷んでいても外壁と屋根のように吸い込んだりしないのが、目地のプライマーを塗布する時に気をつけなくていいので、規定量を守って塗布してきます。規定量を守らないと、効果が薄れてしまうのは何でも同じですね。

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:プライマー塗布

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:プライマー塗布

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:プライマー塗布

サイディングボードの隙間、玄関横……シールがある部分はすべて養生をしているので、本日の作業分すべての目地にプライマーを塗布します。
刷毛で塗るプライマーは透明で、塗料と違い色が付きません。まさに職人の腕の感覚と経験を頼りに塗布していくプライマーは、一見若い社員でもしっかりと叩き込まれている経験です。

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:シーリング

プライマーの塗布が終わったら、次はガンでのシーリング(コーキング)の注入です。
ガンの中には二液のシーリング剤が詰まっており、このシーリング剤も15分しっかりと撹拌したものです。この撹拌が甘いとシール部分の硬化がなくなり、いつまでもべたついたものになってしまうので注意が必要です。しっかりと撹拌した真っ白なシール剤を、職人・曽根カズが注入して行きます。

先ほどの狭いサッシの部分にも屈んで注入するのですが、場所も狭ければ注入する所も狭く…中腰で覗き込むような姿勢のまま打ち込んでいるので、割った後は足腰が痛くなります。ゆっくりと体ごと動きながらのシーリング注入です。

シール注入が終わったら、バッカー(金ベラ)でシールを均していきます。

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:シーリング

小さなヘラで、少しふっくらと盛り上がっていた目地もバッカーでひと撫でするだけで綺麗に目地の中に納まりました。
余計な分はバッカーに残るので、もうひとつ持っている大きな、これも金ベラとは言うのですが、バチベラに避けて行きます。一度ではなく二度や三度撫でて、余計なシールを削って、ならします。

まだ全てではありませんが、シーリング交換が完了しました。

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:シーリング完成

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:プライマー塗布

2013年8月31日 神奈川区三枚町タニタ邸:プライマー塗布

軒と壁の境目(取り合い)にも、シール剤を打ちこんで撫でています。これで雨漏りも防げるでしょう。
サイディンぐボードの継ぎ目は、継ぎ目がスカスカだったので打ち替えました。綺麗に打ち替えられた目地はとても綺麗で、これなら地震が来ても不格好に割れずに家を守る事が出来ると思います。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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