旭区善部町での高圧洗浄は、島田ダイと曽根カズの二人がかりで行います。
まずは屋根から行いました。
屋根足場に足を掛けて体が押しだされないよう踏ん張りながら噴射します。洗浄機はとても圧が凄く、少々前かがみでいないと後ろに倒れてしまいそうです。
コロニアル屋根を下から上へ洗浄していき、スレートの間も水口を差し込んでしっかりと汚れを落とします。長年の汚れ、コケ、藻などが付着した屋根は赤茶色の上にうっすらと灰色がかっていたようで、一度上がっただけでもだいぶ綺麗になりました。
一面ずつ洗浄していきますので、反対側に回ると、洗浄した屋根と洗浄していない屋根の違いが明確に出ていて少しおもしろいです。ちなみに、同時に弱った塗膜面も剥がすのが高圧洗浄の狙いですので、洗浄のみはお受けしていません。
跳ね返った水は四方に飛び散り、職人のズボンは一番近い場所にあるので酷く濡れています。濡れても問題のない素材のものを着用していますが、それでも水が吹き散り濡れた素材は冷たく、夏場と違い洗浄が少々きついものになってきました。
一段下がって二階の軒天・破風板の洗浄です。
見て分かるくらいには泥や埃、汚れの付着が酷く、破風部分を洗浄した水が勢いよく軒天に付いた際には汚れがそのまま移動したような状態になりました。
洗浄をした破風板は白く綺麗なままです。