猛暑の夏も終わり、塗装にも丁度良い秋になりました。外を歩けば長袖を着ている人が多くなってきましたね。
今回の現場は横浜市港北区菊名での屋根と外壁塗装。足場を組み、屋根の上までメッシュシートを張り上げ、家全体を丸洗いする高圧洗浄が終わった後からの作業です。
丁寧に水洗いしてコケや汚れを落とした屋根へ接着剤の役割を果たす下塗りシーラーで塗っていきます。シーラーは厚みを付ける塗料とは違ってサラサラとした水のような塗料。ローラーにたっぷりと含ませて転がしていきます。塗り心地も軽いため作業が軽快に進みました。
続いて壁にも下塗りを塗布していきます。モルタル部分にはクラックが発生していた為、その部分はより濃い塗料で埋めました。サイディングは溝にもしっかりと塗料が行き渡るように縦に横にとローラーを転がして塗り上げます。
モルタルは塗料の消費が激しいため何度もローラーを動かさなくてはいけなかったり、特有の凹凸感で塗り心地が重く、腕が重く感じるほどの重労働ですが、しっかりと塗り重ねます。
屋根の下塗り完成、…したのですが、既存の屋根が物凄く傷んでいてシーラーを吸い込んでしまいました。このままだと接着剤の役割を上手く果たしてくれません。本来なら中塗りを塗る段階ですが、しっかりと塗料を密着させるために下塗りをもう1度塗ります。