旭区での屋上防水、クロス張り

先日から行っている旭区市沢町でのウレタン防水施工。

前回はベランダのクロス張りとウレタン1層目を完了させたので、本日は屋上に場所を移して同様にクロス張りを進めます。職人は引き続き、島田と曽根カズのふたり。

2014年3月19日 旭区市沢町:屋上防水・クロス張り2

途中の施工写真がないのですが、屋上の平場(床)は一面にメッシュ状のクロスを張り終えています。

こちらは手すりの土台部分にウレタンを塗布し、その上からクロスを張って押さえているところです。長方形のクロスに切り込みを入れることで、しっかり角も密着できるようにしています。

ゴムベラを平行にして床と垂直面の境に押し当てるように動かし、浮きのないように張りました。この上からさらにウレタンを塗布してコーティングするように防水層を形成します。

2014年3月19日 旭区市沢町:屋上防水・クロス張り

こちらは屋上の周囲にクロス張りをしているところですが、手すりが一面張り巡らされているため格子の間から手を伸ばさないと作業ができません。(手すり下の隙間は狭いのです…)クロスを広げて置いていくだけでも、格子から手を出し入れしないといけないので、一苦労です。

長さを調整して切ったあとは、ゴムベラで押さえていきます。それも今までのベランダのような場所とは違い、腕を横に動かす幅が限られているので少し押さえて貼り付けたら、また隣の格子の間から手を出して押さえるといった気の遠くなるような工程を繰り返して密着させていきました。

この様子を撮影していた曽根カズは、島田が「まるで檻の中から手を出しているみたい」と冗談めかして言っていたのですが、作業をしている本人は苦笑いといった状態で、黙々と作業を続けていきました。

この次の工程は平場にウレタンを流し込んで防水層の1層目を完成させます。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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