7月8日、町田市南大谷でお隣同士の2軒で、まとめて屋根と外壁塗装のご契約をいただきました。
よくお隣同士で塗装をすると安くなるといいますよね。実際少しおまけをさせていただきました。
でも、お隣同士だから足場代を安くしたということではありません。安くなったとしても、足場代サービスなんていうことは、絶対ありえません。
いくらお隣同士でも、足場を組んで解体するのは、遠くても隣でも同じ労力です。違うのは、トラックに積むか積まないかの違いだけです。ですので、それだけの違いで足場代が無料になるということはないのです。
と、言いたいことはそのことではなかったのですが、話が横にそれちゃいました。
実は、その町田市のTさまなのですが、契約の前にわざわざうちの会社まで足を運んでくださったのです。
業者選びをするには、まず誰もが業者に来てもらって、自宅で説明と契約を済ませてしまいます。
それが当たり前のようになっていますね。
でも、どうしてその業者の拠点(会社)まで足を運ばないのでしょうか?
100万円もかかる家の外壁塗装です。しかも昨今、これだけ塗装リフォームのトラブルが多いにもかかわらず、です。
もう今の時代は、きちんとした説明、図面、傷み箇所、塗装方法など、完璧すぎるほどの書面を揃え、説明を尽くさなければお客さんは納得しませんし、契約までには至りません。
だからこそ、どの業者さんもほかの業者さんに負けじと、立派な資料や書類を用意してきます。
でも、業者選びで本当にみるべきところは、そこではありません。
これまで多くの方が、またどれだけ慎重な方でも、手抜き工事などに遭っています。その原因はズバリ、書類上で判断してしまった点に尽きます。説明書や見積書など、プリンターで印刷できる書面は作りものです。
どんなに書面を説明されてで納得しても、工事はこれから起こる未来の話です。実際には工事が始まってみないと、本当に問題がないのかわかりません。保証書もプリンターを使えば、15年保証でも20年保証でも印刷できます。
できる限り間違いのない業者選びをするためには、作りものではなく、その業者さんの実態をみることが絶対必要なんです。
自宅だけで契約を済ませてしまう方は、そもそも、どの業者さんも直接工事をしているという思い込みから変える必要があります。自社では手掛けず、実際の塗装は下請けに任せているところがあるからです。
詳しくは、こちらを見てください。
またまた話がそれてしまいました。
つまり、町田市のTさまはそのことをわかっていらっしゃったので、うちへ事前に連絡もせずに、「抜き打ち」でやってこられたのです。実際に「抜き打ちできました」と、Tさまご自身がお話してくださいました。
町田市のTさまだけでなく、契約をしようと決める前に、うちの事務所を訪れる方が徐々に増えてきたように感じます。
でも、これはうちの会社だけを訪問してください、ということではありません。
どの塗装会社さんに対しても、お客さん自身の目で確かめてくださいということです。
依頼してくださるお客さんも真剣であり、私たち自身も大きな責任を感じます。