業界のウラ話(vol.1)

悪質な手口や料金のカラクリ等の塗装業界の裏話。

教えて!横浜塗装職人VOL.1塗装業界の[ホント話]って本当?



無免許・無許可であっても看板さえ掲げれば素人でも仕事ができてしまうという悪いイメージがある「塗装業」。
それだけに最近のユーザーは『悪徳業者の見分け方』等の情報を本やインターネットから必死に収集しているんですね?
そうですね。確かに家の外壁塗装などを請け負う私達の業界では、コストを抑えるために高級な塗料を薄めて使用したり、専門的な用語を並べ立て見積料金を割高にしたりするような悪い噂が残念ながら常に出回っているのが現状です。塗料をシンナーや水で薄めて伸ばして使えば塗料のカサも増えますし、希釈すればするほど塗りやすくなるため、悪徳な業者にとっては一石二鳥ということになります。
では当欄で例えば「ココをチェックすれば騙されない!」とか「悪質な手口や料金のカラクリ」等を教えてくれるのですね?
もちろん「少しでも消費者の役に立てれば…」との想いからこの連載を引き受けたのですからたとえ業者側にとって不利な情報であっても積極的に公開していこうとは思っています。ただ、問題もありまして…。
と、いいますと?
この業界は、お客さんの信用を得ることが非常に大切なのはお分かり頂けると思います。
そのため業界内の裏話をエサに、他の業者の悪徳手口を断罪する様な話をすることで「ウチはそんなことはしないから大丈夫!」と相手(ユーザー)を信じ込ませる新手の悪徳業者も存在するのです。わかりやすく言えばよくあるのが、悪徳業者自身が「悪徳業者に気をつけろ!」という注意喚起をするような場合ですね。
このコーナーの様な“業界のホント話”ですら信用できないのですね?
一概にそうとも言い切れませんが、確実に言えるのは「塗装業の業者選びは本当に難しい」という事です。しかし、どんな巧妙な悪徳手口であってもプロの目から見れば一目瞭然なのも事実です。
一般的に塗装業界のプロとはどのようなイメージでしょうか?
プロといっても定義があるわけではありません。ただプロとよばれるためにはある程度の証明が必要になるかと思います。例えば資格や免許などです。しかも技術や知識が間違いなく証明されている国や行政の資格等がより専門的になります。それぞれ作業をする職人の資格や事業者としての許認可を確認することでプロとよばれるには適しているでしょう。

次回からは、こうした実情を踏まえ、より有益な情報を具体的に提供していきたいと思います。

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