川崎市宮前区でのサイディング塗装の施工事例

今回は以前の施工事例から、3月21日の川崎市宮前区のお宅の様子を掲載します。

2014年3月21日 川崎市宮前区:施工完了

この日は塗装工事の最終日となります。最後まで施工は塗装指導員の竹内が一人で行いました。(全く顔は見せることができませんでしたが…。)

合間の写真がないのですが、仕上げた箇所を徹底的に見て回り、塗料の掠れやムラをタッチアップしました。養生をきちんと行っていても、どこかしらに塗料の漏れや付着があるので拭き取り掃除もしっかりと。仕上げた塗装の質をより向上させて完了となりました。

簡単にこちらの現場の施工を振り返ります。屋根はシーラーによる下塗りで、屋根材の強化と密着力を高めてから中塗りと上塗りで厚みのある塗膜を形成。傷みの要因を避けにくい環境下の屋根を、しっかり保護する塗装に仕上げました。

2014年3月21日 川崎市宮前区:塗装完了後の外観

2014年3月21日 川崎市宮前区:塗装完了後の外壁

外壁の2階部にはシーラーとシリコン塗料で肉厚3回塗り。1階は特徴的なサイディングボードの模様と質感を活かすため、クリヤー塗料で汚れの付着しにくい塗装に。

サイディングに欠かせないシーリングは、2階と1階で使用する材料を変えて打ち替えています。2階は上から塗装することを考慮し、塗料と相性のよいウレタンを。1階は上記の通りクリヤー塗装のため、打ちっぱなし(化粧仕上げ)となるので、紫外線に強い変性シリコンを使用。後者は外壁の色に合わせて撹拌時に着色をしています。どちらもたっぷり打ち込める2液のシーリング材を使いました。

2014年3月21日 川崎市宮前区:塗装完了後の樋、破風

2014年3月21日 川崎市宮前区:塗装完了後の破風

2014年3月21日 川崎市宮前区:塗装完了後の外観2

外壁の境界に位置する帯板は、一部欠損があったので下塗り後に弾性のあるパテで処理。その上から塗料で艶やかに塗り上げていきました。

破風や雨樋、シャッターボックスの塗装も行っています。木製ドアは塗装していませんが、きれいな状態なので外壁とも馴染んでいますね。

施工自体は2月の下旬から開始されていたので、約1カ月弱の塗装工事となりました。家の周りの掃除も終え、残すは足場の解体のみのため、この記事は今回で終了となります。お疲れさまでした。

こちらの現場の記事まとめ:

2014年3月4日の施工 川崎市宮前区:屋根鉄部下地調整、下塗り
2014年3月6日の施工 川崎市宮前区:付帯部下塗り、下地処理
2014年3月8日の施工 川崎市宮前区:外壁下塗り、付帯部上塗り
2014年3月9日の施工 川崎市宮前区:外壁中塗り、上塗り
2014年3月11日の施工 川崎市宮前区:外壁クリヤー下塗り
2014年3月12日の施工 川崎市宮前区:外壁上塗り、屋根下塗り
2014年3月15日の施工 川崎市宮前区:屋根中塗り
2014年3月18日の施工 川崎市宮前区:帯板、破風、樋上塗り
2014年3月19日の施工 川崎市宮前区:屋根、付帯部上塗り

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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