本日は川崎市麻生区の現場で行った施工について掲載します。
リーダーとなって作業を進めたのは一級塗装技能士の竹内。
この日は鉄骨のテラス下に生い茂る、草木を刈ることから作業開始。テラスも後日、塗装を行うため、作業が可能なように職人総出で刈り取りをしました。(お客様の了承済みです)
この写真は右半分ほど、刈り取りを終えている状態。左右の違いをみると、かなりの量の草木があったことがわかりますね。残りも地道に枝切りバサミを動かし、全ての草木を除去しました。
最後はご覧のようにスッキリとしたテラス下になりました。刈り取った草木は運搬しやすいように、さらに細かく切っておきます。
次はトタン屋根の中塗りに入りました。
薄いグレー色になっているところは、サビ止めでの下塗りが完了しています。
中塗りではファインルーフⅡという、トタン屋根専用の塗料を塗布していきました。こちらは耐久性が高く、光沢感が美しいと言われている塗料。色はモスグリーンを使用しています。
先ずは刷毛で、雪止め金具や瓦棒(凸)部分を塗り込んでいきます。ローラーのみでも塗れないというわけではありませんが、無理に塗布しようとすると、塗料がしずくのように垂れたり、厚みが均等にならないなど、仕上がりに難が出てしまいます。
そういったことを防ぐため、あらかじめ、細部を塗りやすい刷毛で仕上げておくことでローラー塗装がしやすくなります。この作業は専門用語で「ダメ込み」とも言います。
写真に写った竹内は、偶然目を閉じてしまっていますね。普段は、しっかり目を見開いて作業していますのでご安心を 笑