現在着工までに3か月お待ち頂いています。

最近かなり朝冷え込んできましたね。

その代わり天気が良い日は青空で視界も良く、寒さ対策だけして少し歩けば体が温まってすっきり気持ちよかったりもします。

東京店の事務所は入り口も含めガラス張りが多いので昼は日光が当たって暖かくなったりして気持ちがいいのですが、夕方には一気に気温が下がって寒くなるので寒暖差が激しすぎて室温調節に苦労しています。

でも店前のサンタは寒さにも負けず前を通る人達や子供たちの人気者になってます。

東京店の店頭

 

一方で最近ではなかった雨もここ2日ほど降ったりしましたが、好天が続き現場も年末に向けてラッシュを迎えています。

 

お見積りに伺うまで3週間

毎年年末は忙しくさせてもらってるものの、特に今年は2か月前の10月にはもうすでに年末に向けての工事予定が埋まるような状態でした。
それに並行してほかの業務も忙しくなりこれまで見積りにお伺いするまでに3週間を頂くなどのお願いもさせて頂いてきました。

現地調査までに最低3週間は欲しいと見積担当から真剣な面持ちで懇願される一方で、見積依頼をお客様から頂く度にそう伝えるのがとても心苦しかったです。

見積り担当の菊池

 

工事が来年にもなるかもしれないということも同時にお伝えもしていたため、せっかく頂いた見積り依頼も断念させてしまった方も少なくなかったと思います。

12月に入ってからは、さすがに年末までに工事を完了させたいという考えには至らない方が多いようで、すぐに見積りがほしいという声が減って来るのも毎年おなじ特徴です。

本来家にとって外壁塗装は大きなイベントのため、念入りな計画をしてから工事をします。

もし間違った工事をすれば損害額も大きいので年末といえども来年工事になることも見込むつもりで時間をかけて慎重に進めるのがいいでしょう。

そうはいってもネット上であふれている情報の中から早く情報を集められる時代なので、塗装をしようと思ってからの業者選びまでの実行が早く、中にはとても急いで業者選びをしている方さえ時々見受けられます。

見積り担当の松尾

 

そこで少し気になるのは一括見積りなどの利用や、場当たり的な見積もりを取ってしまうという場合です。

 

工事契約を急かされての失敗パターン

繰り返しますが、本来はもっと前々から余裕をもって慌てず計画を練ってから業者選び依頼をしたほうがよく、見積書をもらってから結論を出すまでももっと時間をかけるべきです。

これ年末だからというわけではなくいつでもです。

うちに時々ある見積依頼では、具体的な日にちを指定してきてその日までに見積もりが欲しいという強い要望の方が時々いらっしゃいます。

そういう場合は、まず間違いなく他の業者さんから見積り結果の返答を急かされている状況だったりします。

見積書を出されてから数か月返答に時間をかけているというものではないため、たいていの場合これまでの経験則からそのような結論を迫る業者の工事の質はかなり疑問がついたものになります。

逆に用意周到すぎて、色々な業者から見積書をかき集めて結局どの業者からの見積もりを取っているのかわからなくなり混乱する方もいます。

それはそれで価格ばかりを見るだけ見て、1業者ずつきちんと対応しているのかということがあまりにも見受けられず、業者に対して少々マナー違反なのかなと思ったりもします。

おそらく一括見積サイトなどで、3社以上見積もりを取るのが当たり前になってきたかのようなごとく、手軽に見積依頼ができるようになったことが強く影響しているのかなと思います。

 

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見積り依頼される方に見受けられるマナー違反

ちなみにうちの場合、一括見積りサイトへの登録は間違いなく品質を落とさなければならなくなるため一切登録はしていません。

 

大幅値引きの限定期間

見積書には有効期限というものが大体はあります。

よくあるのが3か月とかですね。

日用品を購入するものとはわけが違うので普通はそれぐらい時間をかけてもおかしくはないと思うのですが、業者によっては見積書提出後1週間ほどの期間で返事を促されることがあります。

それも大幅な値引き提案をされてなおかつ限定期間を1週間とかにされてしまうがために、ついつい魅力的な提案に冷静さを失ってしまいます。

そこで慌てて見積りを依頼するというパータンです。

こちらの動画のように足場代の無料か安くなるというのもよくある一例です。

 

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そういう工事にはほぼよくない何かがあるわけですが、それを電話口で伝えたところでこちらも同じ業者なので伝えれば伝えるほど、うちの宣伝にしか聞こえなくなって胡散臭くなります。

ただ黙ってはいられないので注意点や軽くアドバイスを伝えてから、提出期限までに間に合わないため丁重にこちらから遠慮させてもらうように断ります。

特に年末に契約を急かすような業者は余程仕事が少ないのかとも思ったりします。

いずれも工事品質に注力しているようなイメージは沸かず、無駄に人員に余力があるのか、それか工事品質は度外視で契約を取りまくる会社なのかそれは間違っていない気がします。

もし急いでいるのであればその会社に足を運ぶという方法を取ったほうが、書面や担当者だけではわからないような業者の素性がわかるため、業者の選定時間に悩む時間はよほど少なくなると思います。

 

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見積り業務だけではない塗装会社

塗装業者は見積り業務だけをしている会社ではありません。

工事は当然のこととして完了検査や工事中の点検業務もあります。

 

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協力業者との段取り、工事前のご近所挨拶、社内業務としては図面から正確に数字を拾い出したりお客様との打ち合わせや提出用工程写真の整理や報告書の提出、トラブルもゼロではないためクレーム処理だってあります。

工事も塗装だけではありません。

ここ最近屋根塗装と同じぐらい増えている屋根の葺き替えや金属屋根瓦工事、サイデイングのシール工事に防水工事、板金工事もあれば言うまでもないですが腐った場所を修理する大工工事は半数近くの現場であります。

大工職人の内藤

 

現場によっては入る業種が多ければ多いほど段取りや工程管理などのプロセスや業務も増えます。

加えていえば今書いているようなブログ作成もそうですし資格取得のための勉強をする時間さえも今はもう犠牲にしている状態です。

そのような多種多様な業務をする塗装業なので、繁忙期に契約を急かすというのは普通考えられないことなのです。

 

工事3か月待ちもほぼ広告費ゼロ

塗装業界では毎年1月と2月は年間通して閑散期といわれていますが、うちの場合は11月時点で翌年の2月に向けての工事予定を考えていました。

このブログを書いている時点では2月はすでに予定が埋まっている感じですので、見積り依頼から見積書の提出、お客様の検討期間を考えればうまくすれば3月に工事ができるか、もしくは4月に入ってからの工事になるかと思われます。

おかげさまで一度だけ横浜市の行政広報の広告のみその他2年ぐらいは広告費ゼロで工事が行えるようにもなりました。

紹介や過去10年以上前に工事して頂いた方からの再注文工事なども増加傾向で、気づいてみれば3月先まで工事が埋まるような状況にもなってきました。

創業30周年というのもあり、これまで多くのお客様に支えられてきたばかりか、最近は2度ならず3度目の工事をして頂く方もいらして今以上に多くの方に支えられているな、という実感があります。

 

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Googleの広告の方からも掲載についてちょくちょくお声をかけて頂くのですが、現状が現状なのでそれより人を増やすことのほうが優先順位となってきました。

ただ杉並区の久我山に年末ぎりぎりに事務所をオープンさせるので、そちらの地域のほうではチラシ配布の予定があるためもしかしたらその他の広告が必要になるかもしれませんね。

室内工事中の杉並事務所
開店前の杉並事務所にすでに設置したサンタ

 

年末まであと3週間ちょっとです。

オミクロン株の感染が増えないことを祈りますが、塗装職人としては気を緩めることなく引き続きアルコールやマスクなど変わらない対策をし続けるだけです。

それでは楽しい年末が迎えられるようあと少し頑張っていきましょう!!

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

些細なことでも構いませんのでお気軽にご連絡ください

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