引き続き、保土ヶ谷区にある「花物語」と言う老人ホームでの塗装作業です。
最近では朝と夜の暑さも和らぎ始め、少しだけ秋の気配が近づいてきたようにも思えます。まだまだ昼は暑いですけれどね。
さて、本日は鉄部の作業を進めます。
錆びが進み、腐食して穴が空くとそこから雨水が入り、内部から傷みの進行を早める可能性がある為、補修出来る部分は隅々までしっかりと補修しながら塗装を進めます。
手すりにはしっかりと錆び止めを塗布。
今回は白色系の錆び止めを使っていますが、塗料と同じく錆び止めにも様々な色があります。仕上がりの色に合わせて使い分けることによって色味も綺麗に仕上げることができます。職人も笑顔浮かべながらの作業。和気あいあいと作業を進めながらも刷毛先を見る視線は真剣そのものです。
こちらでは青色の塗料を使って上塗り作業を進めています。
細い金具が多いためローラーではなく刷毛を使って作業しました。ただし、刷毛は刷毛でも細さの違う2種類の刷毛を使って細かいところまで塗り込んでいきます。隅まで塗料が行きわたるよう、ぽんぽん。と叩くように金具回りを塗りました。
色褪せた扉に青鈍色の塗料を重ねていきます。
職人は口元引き締めて、とても真剣な表情。撮影しているカメラの事など眼中に入っていない様子でした。ガラス部分は塗装しないので、ガラス部分に塗料をつけないよう刷毛1本で塗り分けの線を出していきます。