今回は1月20日に神奈川区で行いました、過去の施工の様子をお届けしたいと思います。担当職人は塗装指導員の川口。
この日はキルコートのTS(遮熱トップ)という材料を使用して上塗りを2回行います。(前回の中塗り2回目の風景はこちら。)
下のホワイトボードは日付が1/19になっていますが、正しくは1/20です。
この遮熱トップは、その名の通り太陽光を反射する性能があり、加えて光沢を出しながら汚れ防止といった保護膜の形成をしてくれる材料です。こちらのお宅ではアッシュグレーというという灰色で仕上げていきました。
屋根の細かな部分は先に刷毛でダメ込み(先行塗り)をしておきます。こうすることで掠れや塗りムラを防いで、全体が均一な厚みの塗装になります。塗膜は中塗りまでにしっかり形成されていますが、艶やかに、より反射性能を発揮させるためにたっぷり全体に塗布しています。
こちらが上塗り1回目が完了した状態。陽の光が当たるとツヤツヤとした光沢が出ているのがご覧いただけるでしょうか。写り具合によっては少し、グリーンがかった色味にも見えますね。
上塗り2回目は開始時の写真しかないのですが、同様にダメ込みを行ってから屋根の全面に塗布して仕上げました。
まだ時期的には、断熱・遮熱塗装をしたことによる違いはあまりないかと思いますが、これから夏に近づくにつれて断・遮熱の効果を実感していただけるのではと思います。冷房機の使用電力が削減されれば、家計にも優しいですし、エコですよね。