川崎市宮前区での住宅施工、外壁下塗りと付帯部上塗りで防カビ対策

今回は以前の施工から、川崎市宮前区で行った3月8日の作業風景をお届けします。
職人は引き続き、一級塗装技能士の竹内です。一人で施工しているため、姿が全く見えないのですがご了承ください。

前回は付帯部の下塗りと下地処理をしたので、この日は付帯部の上塗りと2階外壁の下塗りを開始します。

川崎市宮前区での住宅施工、付帯部下塗りと下地処理

2014年3月8日 川崎市宮前区:軒上塗り

軒はケンエースという防カビやシミ止め効果のある塗料で上塗りです。ローラーは一定方向だけでなく、縦横に転がすことで掠れやムラを防いで均一な厚みの塗膜に仕上げていきます。また、色が白いため、塗り落しやムラをチェックする際は、角度を変えて入念に確認します。

2014年3月8日 川崎市宮前区:2階外壁下塗り

2014年3月8日 川崎市宮前区:2階外壁下塗り後

次は場所を2階の外壁に移して、下塗りに入ります。破風や帯板の下塗りにも使用していた浸透シーラーをたっぷり塗布していきます。こちらの外壁は帯板を境に、上下でサイディングの模様が違うのですが、使用する塗料も変えて塗り分けをします。現在作業中の2階はシリコン塗料で、1階はクリヤー塗料で透明に仕上げます。そのため、下塗り時点から塗布する材料も変わってくるのです。

ローラーを縦横に転がして、全体にまんべんなく塗布して塗料の密着力を高めます。打ち替えたシーリング部分も入念に塗布しました。下塗り後の外壁はつやつやと光沢感が出ています。これで、下地と塗料がしっかり密着されて剥がれにくい塗膜になるでしょう。

2014年3月8日 川崎市宮前区:破風上塗り

壁を仕上げたあとは、破風や雨樋をシリコン塗料で上塗りしていきました。色はお客様が現状色をご希望でしたので、黒系の色を使用。

破風の奥が塗装した箇所、光沢がきれいに出ていますね。手前側はこれから塗っていくのですが、先に細かな部分と周囲を塗ってから全面に塗布します。専門用語でダメ込みとも呼ばれていますが、こうしておくことで塗りムラや掠れを防ぎます。

次回は2階外壁の中塗りと上塗りを行います。

一級塗装技能士のほか「ひび割れの専門家」としての樹脂接着剤施工技能士の2つの国家資格と、塗装科・職業訓練指導員の所有者でもあります。 塗装業者さんはたくさんあれど、本質的な工事品質の差は「社長が職人の業者は現場に魂が宿る」という言葉に表されるのではないかと自分を戒め修行中です。

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