もくじ
7月18日で梅雨明けし、各地で厳しい暑さを迎えています。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
現場での仕事は慣れているものの、日中の暑さには参ってしまいます。
夏場は家にも暑さ対策が必要です。皆様の家は暑さ対策をしていますか?
屋根のカバー工法をするだけで、屋根裏の温度が15度変わると言われる屋根材などがあります。
今回は、家の暑さ対策としてカバー工法をご紹介いたしますのでご覧ください。
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遮熱効果の高いスーパーガルテクト
先日リピーターのお客様にその後のご様子を伺ったところ、ちょうどご実家の再塗装を考えていたとのことで、今回工事をすることになりました。
以前町田にお住まいのお客様お宅を屋根と外壁塗装で弊社が担当させて頂いたのですが、今回は横浜西区にありますお母さまのお宅を塗装することに。
さっそく伺いましたところ、元は船員寮だった建物だそうで、非常に広いお宅でした。
現場調査させて頂き、全体の塗装が必要なこと、そして下屋に傷みがありましたので補修工事させて頂く必要があるとのご報告を。
併せて観たいYouTube こちらのお宅の現場調査
するとお客様の方から、1か所どうしても気になるところがあるとご相談がありました。
それは屋根です。前回別の業者で外壁塗装を行い、その際に石粒付の鋼板屋根材に吹き替えたのですが、屋根の特性上石粒がパラパラと落ちてくるため、非常にストレスに思われている…と。
石粒付きの屋根は細かい石粒が落ちてくるのはしかたないことなのですが、屋根が剥がれ石粒が落ちてくることで、雨漏りをしてしまうのではないかお客様はご不安に思われていたのだそうです。
そこで、今回はこの問題点を解消するために、いくつかカバー工法をご提案をさせて頂きました。断熱材のないタイプのもの、断熱材の素材別のものなど。三つほどご提案させていただいた中から、スーパーガルテクトの工事をすることとなったのです。
スーパーガルテクトは、他のカバー工法の材料と比べますと費用が高いのですが、断熱材が非常に優れた屋根材です。しかも遮熱性にすぐれ、防音性もある屋根材となっています。
アルミ材、トリイソシアヌレート(防音断熱材)、SLG鋼板(ガルバリウム鋼板より耐久性が上の屋根材)の3層になっていて、その上から最後に遮熱塗料を塗り仕上げまでがセットになった屋根材です。真夏の遮熱効果、そして冬には断熱効果にすぐれ、雨が屋根に強く叩きつけたとしても防音性がありますので音が大きく響くこともありません。
実際、弊社でスーパーガルテクトの工事をしたお客様から「エアコンの効きがよくなった」と口コミも頂きました。実際に室温を測り比べて温度が下がったことを実感されているお客様も。
それくらい、このスーパーガルテクトはカバー工法の屋根材として、お客様が持つ悩みを解消してくれるものです。
家の暑さ対策をお考えのお客様は、是非一度スーパーガルテクトで調べてみてください。
もちろん家の状態によっては、カバー工法ができないお宅もありますので、その点だけはご了承頂けますと幸いです。
併せて観たいYouTube スーパーガルテクトの施工動画
屋根の寿命を決めるものは屋根材の下に敷いた防水紙
実は、このカバー工法ですが、暑さ対策以外にもおすすめする理由があります。
それは、屋根材の下に敷かれたルーフィングの寿命、つまりは防水紙の寿命が迫っているからです。
このルーフィングは、寿命が30年と言われており、通常のお客様が塗装をするスパンを考えると、2回目の塗装時期がこのルーフィングの寿命時期に当たります。
家を建てて最初の塗装工事が10年〜15年ほど。2回目の塗装工事がそこからさらに10年〜15年ですので、ちょうど2回目の塗装工事の時には変え時になるのです。
屋根の葺き替えの場合は、屋根材を剥がして、ルーフィング、ベニヤなどすべてやり直しをすることになります。
大掛かりな工事となるため、ルーフィングの交換はおすすめしてすぐできるというものではありません。
予算を抑えてルーフィングを補強するのであれば、カバー工法が良い選択のひとつと言えます。
もちろん、カバー工法の工事前に下地準備として、補修工事、雪止めのカット、棟板金の棟木を樹脂製に変える工事などしますが、元からある屋根材、ルーフィング、ベニヤなどはそのまま上からカバーするため、廃材を屋根から降ろす手間、廃材処分費などがかかりません。
古いルーフィングもそのまま屋根に残しますが、さらにその上から新しいルーフィングを貼り重ねますので、寿命を延長することができるのです。
カバー工法には、家の寿命を延ばすための様々な利点がありますので、築20年以上のお客様で再塗装をお考えでしたら、ご連絡下さい。わかりやすくご説明を致します。
とはいえ、カバー工法自体安い工事ではないので、ご相談の後に「難しいな」と思うお客様もいらっしゃるでしょう。
そんな時でも、塗装職人ではお客様のお気持ちに寄り添います。
家を守るために他の手立てはないか、補助金などは使えないか。もしくは工事を何年かのスパンに分けることで、一度にかかる費用を抑えられないかなど。
一辺倒に塗装工事を提案するだけでなく、様々な提案を致しますので、お気軽にご相談下さい。
家の暑さ対策 遮熱や断熱の屋根材の重要性
ここ10年で、日本の気候は大きく変わりました。
真夏には連日30度越えをするようになり、夕方を過ぎても昔のように28度くらいまで外気温がさがるということはまれです。
そのためにも、10年以上前に建てられた家にはそうした暑さへの対応がなにもないため、新たな対策が必要となります。
室内のクーラーが効かずにお困りの場合や、真夏になると暑さで部屋にいることも難しくなるロフトなどがありましたら、暑さ対策…つまりは遮熱対策を一度ご検討下さい。
少しでも家の中で快適に過ごすために、塗装職人ではご提案を致します。
少しでも快適に家の寿命を延ばすために。塗装職人創立33年の現場経験から、お客様に最適な工事ができれば幸いです。
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