港南区のお宅の軒天井のモルタル・リシン塗装です。
昨日までで、外壁の養生とクラック補修と下地調整と下塗りは終わっており、今日のメインは外壁の中塗りとなります。一級塗装技能士の星野職人がリシン外壁の軒天井をローラーで転がします。
上を見て天井を塗るため、塗料が目に入りやすくなります。注意が必要です。上を仕上げたら徐々に下がって塗っていきます。窓枠の養生もきっちりやります。足場のメッシュシートは黒を使用しています。黒は足場の中から外を見たときに見通しが良く、現場では黒のメッシュシートが流行ってます。
リシンはザラザラしており、塗料の吸収率が激しく、その結果塗料の消費量が多くなります。例えば、ボンタイルのようなツルツルした外壁と比べて2倍～3倍の塗料を使用します。
これは櫛引という種類のジョリパットです。この上から塗装をします。 塗り替えの場合はあくまでもこのようにローラーを使って、上に色を塗る形になります。その分塗膜の厚みもつきます。写真はジョリパットの櫛引の部分の中塗りをしている最中です。
ローラーで入らない部分は刷毛を使います。これをダメ込みと言います。写真では窓の下をダメ込みしています。白い部分が下塗り、茶色の部分は中塗りです。
ダメ込みが終わり、ローラーで中塗りをします。
ねじ状になっているものはジャッキベースと言います。回すと伸縮するので、壁に密着させます。風による足場の揺れを防ぐ効果がありますが、壁に密着していると塗装ができないので塗装の際には一時的に縮ませます。写真はジャッキベースを縮ませた状態で、隙間が生じています。
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