今回ご紹介するお客様のご自宅は、１階はサイディング外壁、2階はモルタル外壁という、異なる種類の外壁です。
サイディングとモルタルで、それぞれ色分けして塗装した様子をご紹介します。
それ以外にも、目地の継ぎ目のシーリング(コーキング)も例のごとく傷みが激しく、割れていたため打ち直しを行いました。
また木部の破風板と帯板の劣化も激しく、下地調整を念入りにかつシリコンの重ね塗りで上部に仕上げます。
コロニアル(カラーベスト)のこけや藻の発生も激しかったため、念入りな高圧洗浄をしました。
こちらが作業前の建物の外観です。
1階がサイディング、2階がモルタルというのは、あまり多くない種類の外壁です。
家の外観。一階がサイディング、2階がモルタル。
屋根部分の補修の様子
作業前の状態
破風板の傷み。塗膜もボロボロで下地の板もシミになっていました。 帯板の劣化です。やはり塗膜も禿げかかっています。 コロニアル(カラーベスト)はコケと藻がびっしり発生しました。見た目は悪くても緊急性ではありません。ただ足場を組むついでに外壁と一緒にやることが多いです。
屋根作業の様子
高圧洗浄です。滑らないように気をつけて行います。150気圧のジェット水流はコケと藻を削り取るように洗い流していきます。 水洗いのあとは、トタン部分の下地調整です。コロニアル(カラーベスト)屋根はスレートの部分だけではありません。鉄部も必ずありますので、この部分はサンドペーパーなどで細かい傷をつけます。塗料がよく密着させるための作業となります。 破風板の作業前です。 このように古くて弱くなっている塗装膜を削り落していきます。 下地がむき出しになりました。よほど劣化していた証拠ですが、紫外線があたる部分なので北側よりも余計に劣化が激しいのです。 トタン部分にはさび止め塗料を、木部の破風板には木部専用の下塗り塗料を塗装します。 雨樋のある破風は案外と影になって紫外線の影響が少ない部分なので、傷みも当たる場所よりも少ない場合が多いです。樋との隙間もよく下地調整をしています。 トタン屋根の下塗りをしています。このようにローラーでは入りきらない場所を先に刷毛で塗っています。 ひさしのトタンの掃除と下地調整です。 木部とトタン鉄部の下塗り後です。 破風板の下塗りから中塗りをしている最中です。色が変わっています。下塗りが白、中塗りがグレーです。 破風板ケレン(下地調整)前。 ケレン後。気持ちいいぐらい塗装膜がはがれています。この下地地にたっぷりと木部専用の下塗り塗料を吸いこませてから、仕上げと重ね塗りをしていきます。 1階の屋根上のトタンです。雨樋の上の部分(唐草)は最も腐りやすい部分です。この狭い部分もきっちりと塗り込んでいます。 やはり樋と破風板の隙間です。細かい刷毛を使って下塗りからばっちり塗料を塗りこんでいます。この絵はすでに仕上がりの状態です。 唐草の塗装中です。
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外壁の様子
塗装前のサイディングです。目地のシーリング(コーキング)が紫外線によって完全に裂けています。 仕上げ後はこのようになります。シリコンの3回塗りでつやがよく長持ちします。 上はモルタル帯、下はサイディングです。すでに仕上がっている写真です。
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ツートン塗装
完了時の様子
完了時の写真をご紹介します。
遠目から見ました。天気もいいので鮮やかですね。いい感じです。
サイディング外壁の完成です。シーリング(コーキング)もすべて打ち直してのシリコン塗装なので、つやがあって表面もツルツルして活力を取り戻した感じです。 モルタルも完了。 トタン屋根も完了です。 コロニアル(カラーベスト)も完成です。 逆側から見た家です。 コロニアル(カラーベスト)屋根も厚塗り3層です。長持ち期待してください。 破風板の作業前です。 塗装後です。 サイディング、モルタル、コロニアル、トタンと、1件で２軒分のいろいろな種類の素材が使われているお家でした。
その分塗料の使い分けだけでなく、道具の使い分けも必要です。
もちろん手間と時間が掛かりましたが、仕上がりはご覧の通りとても良いものになりました！
今回の記事は、大和市のお客様の工事をご紹介しました。
大和市では、これまでに多くの施工をさせていただいています。
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