やっと春だと実感するような暖かな日が続いていますね。
今回の施行事例では、昨日(4月14日)に神奈川区で行いました、屋上防水施工の様子をお届けします。
前回は側溝とドレン周りの湿気除去を徹底的に行ったので、この日は改修用ドレンを設置していきます。
島田一人での作業となったため、途中の作業写真がありませんがご容赦ください。
こちらが既存のドレン周りです。前回、くぼみ部分に溢れるようにたまっていた水は、トーチで炙る作業により蒸発させることができました。設置前にパイプ内に残っている土を取り除いてから施工です。(立上りに見えているグレーの部分はクラック補修をしたところ。)
この既存ドレンの上に鉛の改修用ドレンを被せ、下地の形状に合わせるためにハンマーでたたいて密着させます。このままでは隙間が空いているので、周囲に防水用のシーリング材を充てんして平らにならしました。
上の写真が改修用ドレンを設置し終えた状態です。下地にぴったり沿うように取付けられました。これでドレンによる漏水の恐れはなくなったのではないかと思います。このあと、ドレン周りに補強布のクロスを重ねてウレタンで密着させていきます。
こちらは作業中の屋上の全体写真です。通気緩衝シートを貼った後、下地と防水層の間に発生する水蒸気を逃すための脱気筒も設置されています。
次回から、ウレタンを塗布して防水層の形成に入ります。