今回は以前の施工から、栄区公田町で3月25日に行った施工風景をお届けします。
この日は中塗りを終えている、濃紺の外壁の上塗りに入りました。職人は、この現場ではお馴染みとなった塗装指導員の川口。
これまでと同じく、大き目の刷毛をサイディングの目地に沿いながら動かして塗料を塗布。中塗りまでにつけた塗膜に、さらに厚みをつけながら塗料の光沢を出して仕上げます。
外壁はダメ込み作業を除けば、ほとんどローラーで塗装するので、こちらのお宅のように初めから終わりまで刷毛のみでの塗替えは珍しい事例になったと思います。
施工箇所の形状や素材によって塗装道具を適時使い分けながら、美しくきっちり塗膜を形成しています。
こちらの写真ではかなり塗料が飛び跳ねてる様子が写っていますね。
ですが、外壁以外の基礎や土間にはしっかり養生をしているので、家自体には塗料を付着させることなく塗替えができました。職人が思い切った作業を行うためにも、最初に養生を念入りに行うことが大切なのです。
上塗りの完了した外壁は、陽の光を浴びてキラキラとした光沢が輝いています。中塗り時点で、緑色に見えていた箇所も周囲と同じ色に仕上がりました。
濃厚塗料を丁寧に3度塗りしていますので、耐久性の高い長持ちする塗装になったのではないでしょうか。
次回は外壁の色分け部分を仕上げていきます。