前回、屋内の共用階段の塗装と、北側外壁の上塗りを終えた瀬谷区Sビルの現場です。ほぼ全ての鉄部と外壁の塗装が終わり、仕上げの段階に入りました。
塗装剥がれが起こっていたビル正面軒裏の木部補修の様子。軒裏は、湿気や雨水の影響を受け腐食しやすい場所です。
塗装屋では対応しきれない修繕や電気工事などは、各分野のプロに協力を仰ぎます。今回は顔なじみのベテラン大工に補修工事を依頼しました。寸法に合わせて切り分けたベニヤ板を手際良く打ち付け修理していきます。
ご要望があった場合は、お客様指定の業者に仕事を依頼することもあります。どちらでも対応できますので、ご希望があれば見積もり時などにご相談ください。
この軒天井の上部にあるバルコニーのドレンまわりから、雨水が壁の内側を伝って一階の軒天井を腐らせていました。傷んでいた木部を補修しました。
日曜日に鉄部を含めた軒下全体の塗装を行い、全ての作業が終了となります。
木部補修前。
木部補修後。
最近では木製のエクステリア建材が少なくなってきましたが、店舗部分があるため、シャッターボックスやテント看板どの兼ね合いで、ALC造であっても木部が使われていました。
こういった不具合を直していくのも外壁修繕、塗装屋の仕事です。