本日は横須賀久里浜で行った施工風景を載せていきます。
担当職人は自身も横須賀育ち、一級塗装技能士の川口が中心となって進めました。
今回屋根は断熱塗料による中塗りの2回目を行います。まずはダメ込みをして、塗料がまんべんなく付着するように塗り込んでいきます。


こちらは下屋根を塗っているところで、外壁との境目や鉄部の隙間を刷毛で塗り込んで塗膜をつけていきました。細かなところはローラーでは塗りにくいですし、無理に塗布しようとするとその部分が垂れてしまったりするので、こういうところは刷毛で塗るほうがスピーディーできれいに仕上がるのです。
お次はシャッターボックスを塗っていきます。

使用するのはハナコレクション100ファインというシリコン塗料。サビ止めによる下塗りは完了しているので、中塗りと上塗りをして塗膜を厚くつけていきます。


途中経過がないのですが、こちらが仕上がったシャッターボックスの状態。シャッター自体はアルミ製のため塗装をしないのですが、ボックスを塗装する際に少しだけシャッターを下ろして塗りやすくしました。


屋根は中塗り2回目が完了しました。1回目塗布後は、少し屋根の下地が見えている状態でしたが、2回重ねることで真っ白な厚みのある塗膜が形成されています。
キルコートで塗替えをすると、室内温度が改善されるだけでなく、屋根自体もあまり熱くならなくなるんです。真夏の屋根の上で塗装をしている職人は、地下足袋を履いていても足が熱くなってしまうこともしばしば。ましてや、素手や素足で触れることは危険です。
それでも、キルコートを塗布した屋根は、まるで発泡スチロールを貼ったかのように、熱の伝わりがゆるやかになって素手で触ることもできたと、職人自身も驚いていました。
次回は屋根の上塗りに着手します。