照りつけるような日差しの中、今日も川崎市中原区にて外壁塗装を行っていきます。
職人・竹内が小さなローラーで塗布しているのはキルコートの上塗りです。
クリヤーで色のついていない この塗料は塗膜に汚れが付かないよう、塗膜を保護する役割があります。この日は各所で35度越えが観測された夏日。ジリジリと照りつける太陽光に職人・竹内も大粒の汗を流しながら、作業に取り組みました。
クリヤー塗装が終わったら、次は養生バラシ。塗装しない場所を防いでいたビニールを1か所づつ手作業で外していきます。
塗装職人では、塗装する部分以外を汚さない為に養生を徹底しています。他の業者さんと比べると1.5倍ほどにはなるんじゃないか、と言う量を手作業で貼りつけ、そして作業が終われば剥がしていく…塗装には直接関係の無い手間のように思えるかもしれませんが、この作業の良し悪しで塗装の仕上がりも格段に変わってくる大事な作業です。今回はそれに加えて、養生テープの際に流れ止めを塗布していたので、塗料が漏れていたところは ほとんどありませんでした。
続いては屋根上のキルコート中塗り。屋根は1回目の中塗り塗装です。ここ数日で見慣れた真っ白なキルコートを上下に良くかき混ぜた後、屋根へとローラーで塗布していきます。段々になっている部分の隙間にも塗料が入り込むように、たっぷりと。画像では難なくこなしているようにも見えますが、実際は思う以上に急こう配。足を滑らせないよう、足元を確認しながら作業を進めました。
そして、この日は午後から一転。午前中の照りつけるような日差しが嘘のように天気が怪しくなってきました。川崎市でも光化学スモッグが発令して屋外での激しい運動を注意する放送が流れていたり、都内では局地的豪雨になったりもした様子。
今にも降り出しそうな薄暗い空模様を心配しながらも、なんとか降られずに1日の作業を終える事が出来ました。