今回は、先週4月1日に行った青葉区荏田西での防水施工の様子をお届けします。
職人は防水のエキスパートである島田。ひとりでの施工となったため、作業中の写真がないのですがご容赦ください。
前回の施工時はバルコニーにプライマー塗布をして、下地とウレタンの密着度を高めておきました。
本日はウレタンを流し込んで防水層の1層目を形成します。
まずは立上りから着手。刷毛を使用してバルコニー内壁との境にたっぷりウレタンを置き、垂れて落ちてくるところをはらうように横に広げて塗布していきます。壁と立上りの境界にはマスキングテープで養生をすませてあるので、はみ出しに気を取られずに作業を進めていくことができます。養生ができない場合は自分の手のみで線出しをするため、職人の力量が発揮される場とも言えるでしょうか。
立上り全体に塗布が完了しましたら、平場(床)にウレタンを流し込んで広げていきます。一度に全体に塗布するのではなく、ある程度範囲を分けて作業です。平場に使用するウレタンは、立上りに使用したものより少し緩やかな材料。場所によって使い分けることで、適切な厚み、仕上がりの美しさを得ることができます。
缶から流し込んだウレタンはコテで弧を描くように広げていきます。場所によって塗布量に偏りやムラが出ないように均等な厚みに仕上げます。ところどころ、ローラーで表面をなだらかに整えつつ全体を仕上げました。
こちらが防水層1層目が完了した状態です。ウレタンは充分に乾燥させ、後日もう1度防水層を形成して塗膜の厚みをつけていきます。