今はサイディング外壁の塗装工事が非常に多くなっています。
そこで一番重要になるのが、継ぎ目に埋め込まれているゴムのようなもの(シール)にひびが入ってしまい、交換する作業です。
シーリングあるいはコーキングといいます。
古いシールをすべてカッターなどで撤去してから、あたらしく注入して埋め込んでいくのですが、年数が経つにつれて肉痩せしていく可能性があるので、シーリングは、肉厚のボリュームが必要です。
そのシール作業のために、2液タイプの材料があるのですが、これがそのシーリング材の箱です。
事務所にいつもストックしてありますが、使う量も塗料と同様半端ではありません。箱には6リットル入りの丸缶2つが入っています。
ちなみに手前に見える緑の細いものが一液タイプのシーリング材です。
二液タイプは硬化剤というものを入れるので、乾燥が早くゴムになる時間が短くて、どんどん大量に注入していかなければ固まっていってしまいます。
一方、一液タイプは乾燥も遅く、細かい作業に適しています。
サイディングの継ぎ目のシーリングを行う場合、窓周りも含めると200メートルほどにもなります。
そのためコスト的にも、肉厚を確保するためにも一液タイプは適していません。
外壁がサイディングのときは、ぜひ二液タイプのシールでやってもらいましょうね。